今週のDESTINY – 2023年7月27日

2023年7月月27日 - Hippy

今週のDestinyではキラリと光るアクションでお日様を称えたら、素材とドロップのバランス調整についてと番人の法の哲学についてお話しして、より幅広いプレイヤーに開かれたゲームの世界を語りましょう。今週のお披露目の前に、まずは前回のおさらいです。

  • 夏季の宴が到来!
  • #Emblematic結果発表。
  • ゴーストからのメッセージ。
  • 2種類の試練武器のラストチャンス。
  • 夏季のサングラス。
  • Prime Gaming報酬。

そして、今週の話題。

  • レイドの日程発表!
  • ベイル隔離施設の舞台裏。
  • 「番人の法」について。
  • 夏季の宴は2週目。ギアを上げよう!
  • エコノミーに関する調整の概要、それとデッドマンズテイルのこと。
  • 今回はマップの投票(大聖堂を推してるとかではなくて)。
  • 賞を受賞しました。もっと幅広い人が遊べるゲームへ。
  • 今週のアートと今週の動画。

では、始めましょう。

日時が決定! 準備はOK?

もうすぐです。新たなレイドを楽しめる日が刻一刻と近づいています。シーズン22では、またひとつレイドが再登場する予定です。追体験になる方もいるでしょうし、これが初挑戦となる方もいるかもしれませんね。レイドの名前はまだ秘密ですが、新シーズンを前に、レイド初日の計画を今から立てられるよう、その日程をお知らせしておきます。

今度のレイドは、2023年9月2日(土)に公開されます。

「邪神、滅びる」や「ガラスの間」が復活したときと同様に、留意すべき点がいくつかあります。

  • 開始から48時間は競合モードが有効になります。
  • 競合モードが有効な状態でレイドをクリアすると、ナビゲーターの挑戦モードと秘密の勝利の道のりにアクセスできるようになります。
  • この秘密の勝利の道のり(挑戦モードでクリアする必要がある厳選された挑戦リストで構成されています)を達成することで、ファイアチームは世界初の称号を獲得し、素敵なタイトルベルトを手にすることができます。
  • 挑戦モードでの勝利の道のりの条件達成を確実にするため、いずれかの遭遇戦で条件を満たせなかった場合、チームは強制的に全滅させられます。

ベイル隔離施設の体験。深淵のシーズンに隠された秘密。

シーズン21では、深海ダイビングや釣りといったサプライズに加え、新たな伝承も明らかになりました。シーズン21の「ベイル隔離施設」もそうした新しい体験のひとつで、謎に包まれたベイルの正体を追究しています。深淵のシーズンのこの要素についてさらに掘り下げるため、ストーリーチームが「ベイル隔離施設」のアクティビティとは何なのか、そしてその開発の舞台裏について深く掘り下げてくれました。それでは、お願いします!

ストーリーチーム: 繰り返しプレイすることが可能な「ベイル隔離施設」アクティビティでは、「光の終焉」で初登場したネオムナとベイルの歴史を語り続けています。オシリスとニンバスにまだ会いに行っていないのは、なにもあなただけではありません。「ベイル隔離施設」をちょっとした隠しコンテンツにしようとした結果、やや行き過ぎた方向に進んでしまい、ベイルについてもっと掘り下げたいと願う伝承愛好家ですら見つけるのが難しいアクティビティになってしまったのです。(この種のコンテンツの今後の教訓にします!)

まだ「ベイル隔離施設」をプレイしたことがない人のために説明すると、光の終焉ストーリーミッションの最後にあるクエスト「未完成の仕事」を完了し、さらにクエスト「ベイルの解明」をクリアするとアクセスできるようになります。ここからベックスの異変に関する手がかりを追い、ベイル隔離施設に隠されたアーカイブ記録を発見することになります。このミッションを成功させると、マップの一番左下に表示されるベイル隔離施設のノードから再びアクセスすることができるようになります。暗号化された記録は週を追うごとに徐々に紐解かれてきましたが、今から始めるのであれば、複数の記録を連続で入手することも可能です。

「ベイル隔離施設」はシーズン21の残り3週間にわたって引き続きアンロックされ、シーズン22とシーズン23の開始時にはさらに記録が追加されます。

「ベイル隔離施設」のストーリーを書くことは、Destinyが織りなすスペースホラー的な側面を掘り下げる機会となりました。イシュタルの科学者であるチオマ・エシが、妻と共に未知の力を研究していた頃のエピソードを暗号化した記録として作成することは、SCP財団や、ザ・マグナス・アーカイブスのような不気味なポッドキャストの要素をDestinyに取り入れる絶好の機会をもたらしました。これまでとは違った体験ができます。オシリスやニンバスと一緒に、まるで自分自身が研究者になったかのように少しずつ事実を解明していくのです。

発見されるメッセージの数々は、『アルタード・ステーツ』や『2001年宇宙の旅』といった映画にインスピレーションを得ており、大崩壊の余波とベイルとの接触によって崩れていくチオマ・エシとマヤ・サンダレシュの人生を情感豊かに描き出しています。マヤがベイルを使って試みたことと、目撃者が同胞を犠牲にして行ったこと、さらにはカルスが悲哀の冠とスコーンの群れを使って行ったこととの類似点に気づく鋭いプレイヤーも見受けられました。このようなスレッドや一連のトピックは、過去の関連する瞬間に立ち戻るための指針として機能し、好奇心旺盛なプレイヤーが一握りの有用な引用文献を片手に、より深い伝承を掘り下げる助けとなります。

「ベイル隔離施設」の制作にあたってインスピレーションとなったものがもうひとつあり、それは外部の観察者と『憂愁の書』で言及されている「選別者」の概念との関係でした。私たちは、人々が経験する、自分たちの理解を超えた宇宙的、異次元的な力との関係や、それによって道徳的基盤や自己意識がどのように引き裂かれるのかということを探求したかったのです。この数週間にわたってオシリスやニンバスと共に明らかにしてきたように、ベイルとは宇宙の集合意識であり、宇宙全体に菌糸のように広がる精神的ネットワークです。視覚的にもテーマ的にも、そこにはエグレゴアとの意図的な繋がりがあります。しかしそればかりでなく、『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフがサルマンにパランティアの使用について警告する有名なシーンへの暗示も込められているのです。「誰に見られているかわからない」

得体のしれない不吉な予感を描くのは、スペースホラーの定番と言えるでしょう。宇宙における自分の役割なんてちっぽけなもので、それどころか宇宙そのものが無慈悲で、自分でも気づいていなかった何かが潜んでいることに気づく瞬間です。キャラクターたちがそんな苦難の渦に突き落とされたとき、舞台は「最終形態」とその先の未来へと移っていくのです。

奥深い伝承がそこにはある。

夏季の宴、開催中

夏季の宴も2週目に突入。それが意味するところはお分かりですね? 宇宙おばあちゃんの期待に応えなきゃ。エヴァ・レバンテがタワーであなたを待っています。新しいストランドロケットランチャー「無上の対話」を手に入れて大暴れといきましょう。あるいは、洒落た新アーマーをまとって颯爽と駆け回るのもいいですね。夏季の宴の楽しみ方はあなた次第。ただ、おばあちゃんには優しくしてあげてくださいね。

タワーの定位置に立つエヴァ・レバンテの画像

番人の法? これはむしろ、番人の興。

さて、ここからは武器チームがお届けします。

今シーズンのナイトフォール報酬として復活させる武器を検討するにあたり、何か斬新なものを盛り込みたいと考えていました。「番人の法」はその条件にぴったりでした。孤独と影時代にまでさかのぼる楽しいハンドキャノンなのですが、垂直方向に広がって発射される2発の弾を両方とも命中させるのが難しく、プレイヤーからはあまり支持されませんでした。そこで私たちは、この銃が元々持っていたアイデンティティを維持しつつ、より使いやすくするにはどうすればいいか考えました。

最も重要なことは、(ショットガンのように)1回のトリガーで複数の弾が同時に発射される拡散射撃をやめて、(パルスライフルのように)1回のトリガーで複数の弾が次々と発射されるバースト射撃に切り替えることだと感じました。新しい「番人の法」は、初期段階では「クリムゾン」のレジェンダリー版といった感じで、3発バーストの機能を備えていました(ただし、キル達成時の回復効果はなし)。それはそれで楽しかったのですが、どうもしっくりこず、またクリムゾンから何かを奪ってしまっているようにも感じました。バースト時の弾と弾の発射間隔を変更してみたりと、複数のバリエーションを試し、最終的には通常よりわずかに発射間隔が長い2発バーストに落ち着きました(通常のバーストは900RPMで発射しますが、これは600RPMで発射します)。

次に、プレイヤーに標準的な120RPMのハンドキャノンではなく、この銃を使う理由を与えるために調整が必要なこと、そしてパークやステータスを改良する余地を残しつつ、使用感を良くする必要があることもわかっていました。そこで、バーストごとのダメージ、PvPでのキルタイム、反動パターンなど、いくつかの主要な要素に焦点を絞って調整を行いました。この武器は通常のハンドキャノンよりも使いづらく、トリガーを引くたびに1発ではなく2発のバーストをヒットさせなければならないため、クリティカルヒットのダメージがわずかに増やし、「イグニアス・ハンマー」などに比べて少しだけ早くキルできるようにしました。数年前の好戦的なフレームのハンドキャノンに用いられていたダメージ設定を利用し、対プレイヤーでは1バーストあたり最大90ダメージ(ボディヒット1発につき25、クリティカルヒット1発につき45)を与えます。そして、バースト遅延(1回のバーストにおける弾と弾の発射間隔ではなく、バースト間の時間)をわずかに減らし、キルタイムを標準的な1.00秒から0.93秒へとわずかに短縮しました。

また、反動パターンについては、デフォルトでもある程度扱いやすいと感じられるようにしつつも、パークを活用して改善することのモチベーションは保たれるように調整には細心の注意を払いました。バーストの絞り具合は遠距離での銃の使い勝手に直接影響するため、反動パターンも極めて重要になってきます。この銃のダメージを増やし、より素早いキルを可能にする一方で、標準的な120ハンドキャノンと同じ最大射程まで達成することは望ましくありません。そのため、(手動での反動コントロールやパークによる補助なしには)35メートル以上の距離で同じバーストから2回のクリティカルを当てることがより難しくなるように反動パターンを設計しました。その一方で、より近い距離ではスムーズな使用感とそこそこの使いやすさを維持しています。皆さんがこの改良された武器を手にするのをとても楽しみにしています。私たちと同じくらい、皆さんがこの武器でプレイするのを楽しんでくれることを願っています!

エコノミーの話をしようか。

先日には最新の開発者の裏話が掲載され、特に儀式アクティビティの報酬に関する変更がアナウンスされました。見逃してしまった方はこちらで確認を。でもその前に、ここで概要を見ておきましょう。そしてデッドマンズテイルのファンの皆さん、まとめの後には前の記事では触れられていなかった新情報もあります。

要約

  • プレイヤーの皆さんからのご要望にお応えして、クルーシブル、ストライク、ギャンビットの対戦終了後の報酬を変更しました。
    • 複数の武器がクルーシブル、ストライク、ギャンビット、ナイトフォール、アイアンバナー、オシリスの試練の報酬として復活。
    • 完了時の儀式エングラムのドロップ率が上昇。

新しいマスターワーク材料の上限(以下の変更の背景にある理念については元記事を参照):

  • アセンダントの破片
    • 変更前の上限: 10
    • 変更後の上限: 30
  • 亜空間合金
    • 変更前の上限: 10
    • 変更後の上限: 30
  • 強化プリズム
    • 変更前の上限: 50
    • 変更後の上限: 100

元記事には記載されていませんが、エキゾチックミッションのローテーションに「予感」が登場した際には、デッドマンズテイルが報酬のひとつとして追加されます。これによってデッドマンズテイルも作成可能になるので、デッドマンズテイル愛好家の方には朗報ですね。

このエキゾチックスカウトライフルは作成することも、エキゾチックミッションのローテーションから入手することもできるため、シーズン22ではシュールのアイテムとして登場することはありませんが、私たちの心には永遠に残り続けるでしょう。

黄昏の大聖堂。…を選ぶかは、あなた次第。

栄えある次回のオシリスの試練のマップにはどこが相応しいか、決める時がきました。それでは。あなたはどこを選びますか?

オシリスの試練のマップ投票にノミネートされている3つのマップのコラージュ画像
  • 黄昏の大聖堂
  • ボストック
  • アノマリー

Bungieにメールを登録している方は、そちらで8月2日~8月3日の間に、お気に入りのマップに一票を。Eメール以外の方法で投票したい方は、8月2日に英語版 Destiny 2 Twitterをチェック。

Games for Changeに感謝。Accessibility at Bungieより。

Accessibility at Bungieからの嬉しいお知らせです。Bungieは先日、素晴らしい活動を行っている団体Games for Changeから初のAccessibility Award受賞の栄誉を授かりました。Games for Changeはさまざまな立場からの声を拾い上げ、ゲーム業界のより良い進化を促す活動をけん引する団体であり、私たちのチームが認知され評価されたことは非常に光栄であり励みとなります。技術的な面でゲームの間口を広げることは不可欠な仕事ですが、大変な時間が掛かりますし、すでにリリースされているゲームならなおさらです。変更の種類によっては24時間以内で実行できるものもあれば、何年も掛かるものもあります。どちらもとても大切な作業であり、誰もが楽しめるゲームというアイデアを現実にするために、時間と労力を費やす価値があります。

私たちの仕事に必要な貴重なご意見を聞かせてくれたプレイヤーの皆さんにも、心からの感謝をお伝えします。最近の色盲に対応した改修自動射撃/近接攻撃などの開発の助けとなりました。さらに、光過敏の人にも遊びやすいDestiny 2への取り組みにも、引き続き力をお借りしています。さらに皆さんからのフィードバックは、今はまだお話しできない多くの取り組みにも生かされています。これまでも、これからも。改めて、プレイヤーの皆様に心からの感謝をお伝えします。

2023年の Games for Changeでの受賞についてはこちらのビデオでご覧になれます。(私たちのチームメンバーが賞を受け取る様子は1:14:48で!)Games for Changeとは非営利団体で、ゲームの世界を通じて世の中にポジティブな変化を起こしている個人や団体に対するサポート、リソース、広報の機会、そして愛を提供する活動を行っています。業界をリードする貴重な存在であり、今回は多数の優秀な方々と共に表彰していただくこととなり、大変光栄に感じています。改めて、ありがとうございました!

プレイヤーサポートレポート

本日もプレイヤーサポートチームからの新しいお知らせで、Destiny 2の既知の問題と今後の予定を確認しましょう。

今週の報告は以下のとおりです。

既知の問題リスト |  ヘルプフォーラム |  BungieヘルプTwitter

火種とアーマーに関する問題

更新7.1.5.1の後に明らかになった、夏季のクエスト進行に関する新たな問題の修正については鋭意調査中です。

一部のプレイヤーにおいて火種のポップアップが表示されたままになり、さらに1キャラクターで全種類のアーマーを再燃化させた際のクエストの進行が妨げられます。

イベントカードに関するリマインダー

夏季の宴の開催中は、夏季のイベントカードを利用することができます。イベントカードにアクセスできるのは夏季の宴のイベント期間中のみです。獲得した目標や報酬は、イベントが終了する8月9日までに必ず受け取りましょう。受け取り忘れた場合、イベント終了後は入手できなくなります。

キャンプファイヤーにはスパローを忘れずに

来週から、ボンファイアで思う存分スパローを乗り回せるようになります。皆さんのご要望にお応えしての変更なので、どうぞ楽しんでください。

既知の問題

様々な既知の問題の調査を継続中ですが、ヘルプフォーラム(#Help)で報告された最新の既知の問題をお知らせします。

  • 一部の夏季のアイテムがコレクションに表示されない。
  • NVIDIA 3000/4000系統のグラフィックカードで一部の透明なオブジェクトの表示に伴う画像のフリックを引き起こしていたパフォーマンス最適化機能を一時的にオフにしました。根本的な解決方法を模索中のため、パフォーマンスへの影響を最小化する措置です。
  • ネオムナのすべてのアクティビティで、夏季の挑戦「身を焦がす焦燥感」が進行できない。失われたセクターもしくはストライク「ハイパーネット電流」の完了によって目標を達成することは可能です。
  • 失われたセクター「黄金の令状」に出現する特定の名誉あるセンチュリオンのグラフィックが異常に明るい。
  • 問題が発生したため、以下のアーマー改造パーツを一時的に使用不可としています。強化爆薬、一打入魂、衝撃誘導、運動量変換

Destiny 2の重大な問題に関する詳細情報は、既知の問題記事でご確認ください。他の問題に遭遇した場合は、ヘルプフォーラム(#Help)に報告してください。

どこかから鳴り響く、AC/DCの'Thunderstruck'

イヴァン: お住まいの地域の天気はどうですか? この#Destiny2MOTWを見たら、きっと雷が鳴っているような気がするはず。そしておそらく、チームメイトに近づきすぎないように気をつけようと思うことでしょう。クラウドストライクは凶悪だ!

今週の動画: アークモンタージュ – サンダー

Bungie: 「スクリーブはこれ以上恐ろしくなりようがない」 コミュニティ: ちょっとこのフィッシングキャップ持ってて

ヒッピー: 「スクリーブって、これ以上不気味になれるんだろうか」と思ったことはありませんか? その疑問にお答えします。というのも、あるアーティストがその挑戦を受けて立ったのです。

今週のアート: スクリーブを“プレシャス”に(@Madam_Wizard Twitter投稿作品)

今回は以上です! 2023年8月23日に開催されるDestiny 2 披露イベントの前に、あと数本の「今週のDESTINY」記事があります。Destiny 2の世界をもう少し深く掘り下げる単独記事も含め、お披露目の前にもう少しお話しできることがありそうです。

ヒッピーからいつもの一言を。水分補給、セルフケア、親切を忘れずに。れではまた。

「行かなくちゃ」

<3 ヒッピー

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