ゲームの最新状況2023年8月

2023年8月月3日 - Destiny 2 Team

Destiny 2ゲームディレクターのジョーです。現在、私たちチームは「最終形態」とそこに至るまでのシーズンが最高のものとなるよう、鋭意作業中です。ですので、その他のアップデートに関しては今年中盤の「ゲームの最新状況」の報告に携わってくれる様々なメンバーから報告して貰うことになります。まず最初に、長年にわたってDestinyをプレイしてくださっている皆さんに感謝を申し上げます。皆さんがプレイし、フィードバックをくださることは、私たちがプランを形作るうえで大きな役割を果たしており、皆さんと共にこのゲーム世界に毎日ログインし、プレイできることを光栄に思います。  

今年2月には、「光の終焉」に至るまでのゲームの最新状況をお伝えし、「最終形態」に向けてDestiny 2における大きな目標を4つ設定しました。そして今年4月には、ローンチから学んだことを見直し、「光の終焉」の年の前半に向けた道筋を描きました。本日は、「光の終焉」の年の後半に向けて、コミュニティの皆さんからの熱い質問にいくつかお答えし、今年の4つの目標の進捗状況をお伝えし、そして8月23日の開催が待ち遠しいDestiny 2の披露イベントに先駆けて、エキサイティングな最新情報をいくつか公開します。 

何よりもまず、コミュニティの皆さんに最大の感謝を捧げたいと思います。この旅においても、大勢のプレイヤーの皆さんが加わってくれたことに心から感謝していますし、「光の終焉」で想像以上の新たな光の皆さんを迎えられたことは嬉しい驚きでした。「最終形態」ティーザートレーラーが5月に公開されて以来、ケイド6の復活についてのコミュニティの皆さんの反応は本当に心温まるものでした。今月後半の披露イベントにおいてさらなる情報を公開できるのが待ちきれない思いです。でもその前に、私たちが開発し、プレイしているこのゲームについてさっそく見ていきましょう。 

フィードバックへの対応

過去数か月にわたってプレイヤーの皆さんから受け取った大量のフィードバックへの対応に向けて動いています。全体的な安定性の改善のロードマップなど、一部の問題については最近対処しましたが、これを機にゲームの複数個所における進捗状況を詳しく確認することとしました。 

儀式の更新 

プレイヤーの皆さんから主要な儀式のプレイリストについて、プレイのしがいのある報酬を一貫して得られるべきであり、これらの報酬はプレイするアクティビティに関わらず、ドロップの頻度を上げるべきだというフィードバックを多数いただきました。私たちも同意見です!これを実現するために、私たちが今まで何をしてきたか、そしてシーズン22ではどうするかをお話しします。 

「深淵のシーズン」では、週間の儀式の挑戦で手に入る報酬をエキゾチックエングラムに変更して、プレイヤーの皆さんに材料の安定した供給源を提供し、皆さんが狙っているエキゾチックアーマーの入手に集中できるようにしました。シーズン22では、これらの週間の儀式の挑戦における必要条件を変更します。バンガード、クルーシブル、ギャンビットのプレイリストでそれぞれ3つの挑戦を完了する必要がある現状を変更し、いずれかの儀式プレイリストだけで9つの挑戦すべてを完了できるようにします。また、儀式アクティビティ完了後の儀式エングラムのドロップ率も向上させ、シーズン開始時に最新の儀式プール武器を各ベンダーで集束することが初めて可能になります。これからは“神ロール”を追求するために次シーズンまで待つ必要はなくなるのです。 

シーズン22では儀式ベンダーから手に入れられる様々な新武器が登場します。例としては、クルーシブルではステイシスサブマシンガン「終わりなき大嵐」、ストライクではソーラースナイパーライフル「ルナ・レゴリス III」、ギャンビットではボイドマシンガン「クア・グザファン V」、オシリスの試練ではストランドグレネードランチャー「カタフラクト GL3」が登場しますが、これはほんの一部です。ファンから好評だった武器のいくつかも儀式プレイリストに復活します。例としては、オシリスの試練にソーラーハンドキャノン「イグニアス・ハンマー」が復活し、「番人の法」が全く新しい武器タイプとなってナイトフォールの報酬に復活します。 

このようにして、主要な儀式のやりがいと報酬を全体的に向上させていきますが、それぞれのエリアでの取り組みについてもお話しします。まずはPvPから見ていきましょう。 

ガーディアン対ガーディアン

複数のチームの懸命な働きのおかげで、過去数シーズンではPvPに複数の新要素を追加することができました。例としては、対戦モードのディビジョンや複数の新ゲームモードの実装、オシリスの試練の刷新、新しい対戦モードおよび試練の報酬、ファイアチームのマッチメイキングの改善、新しいローテーションプレイリスト、PvP限定の武器調整、複数のQoL改善などが挙げられます。とはいえ、上級者のPvPプレイヤーの皆さんが求めているものは、さらなるマップ、不正行為の撲滅、そして成長し続け、競争しがいのあるメタである、ということを承知しています。 

最も頻繁に寄せられたフィードバックは、新コンテンツ、特に新マップが圧倒的に不足しているというものです。皆さんの期待にお応えするために、弊社スタジオはマップのみに注力するのではなく、前述のようなPvPへの包括的な更新をサポートするための体制を構築しています。新しいクルーシブルのマップの制作にリソースを集中させるためには、複数チームによる作業への処理能力を犠牲にする必要があります。例えばプレイヤーの皆さんにとっても大切な、各シーズンや新ロケーションの基盤を成す新しいストーリーやエキゾチックミッションのコンテンツ、主要なアクティビティなどの多彩な体験は、こうした複数チームの処理能力があってこそのものです。同様に、過去のマップを最新バージョンのDestiny 2に復活させるためには大規模な移植作業が発生し、そのマップが今後も複数のゲームモードやプレイスタイルで正常に機能し続けることを保証するために、追加のリソースが必要となります。 

それでも、複数のチームによる努力のかいあって、今月PvPに登場するエキサイティングなコンテンツ、不正行為者に対抗するためのゲームセキュリティへの更新、今後のサンドボックスへの変更のプレビューについてお知らせできるようになりました。また、PvPサンドボックス全般(装備とスキルのバランス)がどのように進化するかについて、次週さらなる情報を公開します。シーズン22では、ベックス・ネットワークがモチーフの新マップや、新たな6対6モード「レリック」、複数モードにおける銃撃戦に焦点を当てた戦闘条件「チェックメイト」、そして対戦モードのアセンダントディビジョンのエンブレムが新たに登場します。レリックとチェックメイトは、シーズン期間を通してクルーシブル研究室に登場し、プレイされた皆さんからのフィードバックを収集します。さらなる情報は披露イベントで公開予定ですが、もう少しお付き合いください。 

新しいPvPマップ: マルチプレックス 

最新のPvPの戦場として、複数のゲームモードにおいてうまく機能するような、ベックスの環境を背景にした非対称型マップを作りたいと思っていました。「光の終焉」の年においてはベックス・ネットワークが非常に重要な役割を果たしてきたので、このマップを登場させる絶好の機会だと考えました。 

私たちの多くが、クルーシブル用のローファイなベックスマップを作りたいと思っていたのですが、このパレットにはプレイ空間においてプレイヤーが方向感覚を把握しにくいおそれがあるという難点がありました。そこで火星のパレットをベックス・ネットワークの領域に導入すれば、この問題を解決しつつ、刺激的な見た目を実現できる優れた解決策となるはずだ、と考えました。ストーリー上は、この空間は無限の森をコンパイルしている真っ最中なので、その光景を見られるというわけです。この新マップの動画は披露イベントで公開します。 

チェックメイト 

チェックメイトは、メインウェポンでの激しい戦闘が頻繁に発生する戦闘条件であり、射撃スキルを強化するにはコミュニケーションと優れた位置取りが求められます。ここではメインウェポンの与ダメージを調整し、快適さを損なわないように注意しながら、他のゲーム内での戦闘との差異を感じられるようにしました。キル速度が高速の武器と、キル速度が平均的な武器との差が少なくなり、長射程のメインウェポンのキル速度も全体的に低下します。プレイヤーの体力が増加し、すべてのスキルのクールダウン時間が延長されます。特殊ウェポン弾はゲームプレイ中に獲得する必要があり、死亡時にドロップしなくなります。以上の要因により、遭遇戦の時間は通常よりも少し長くなり、スキルと一貫性が求められます。 

チェックメイトは、クルーシブル研究室にて第5週~第10週の期間限定でプレイ可能です。まずはチェックメイト・コントロールを2週間開催し、次にチェックメイト・ライフリミットを2週間、そして最後にチェックメイト・ランブルを2週間開催して、シーズン22でのチェックメイトのテストを締めくくりたいと思います。  

レリック 

レリックは6対6のパーティーモードで、プレイヤーはレリック武器を敵に振るい、破壊の限りを尽くします。レリックにはガラスの間の「イージス」、甦生のシーズンの「シナプス・スピア」、幻影のシーズンの大鎌が含まれます。各プレイヤーが通常のロードアウトで対戦相手を倒すことで、各自のレリックエネルギーがチャージされます。チャージが満杯になると、プレイヤーはレリックステーションからレリックを取得可能になります。レリック所持者を倒したり、レリックを使用して対戦相手を倒すことで、チームにポイントが加算されます。 

「チェックメイト」は銃撃戦を重視したものですが、「レリック」の場合は「カオス」や「チームスコーチ」のような誰でも手軽に楽しめるゲームプレイを提供することを目指しました。レリックは、クルーシブル研究室にて第1週~第4週、そして第11週~シーズン終了時までの期間限定でプレイ可能です。次シーズンで登場するチェックメイトとレリックについての皆さんからの感想を楽しみにしています。 

マッチメイキングの改善 

私たちはマッチメイキングの改善に向けてたゆまぬ努力を続けています。そしてシーズン22では、コントロールとアイアンバナーにおける緩いスキルベースのマッチメイキングを調整します。これらの新しい設定によって、スキル上位あるいは下位に属するプレイヤーの方や、プレイヤー人口が少ない地域または時間帯でプレイする方にとってマッチメイキングの所要時間とエクスペリエンスが改善されることが期待できます。  

また、緩いファイアチームのマッチメイキングを、クルーシブルのローテーション(研究室を含む)に追加することで、フリーランスノードを必要とせずに、プレイヤーが同等のサイズのファイアチームと公正にマッチングできるようにします。それに加えて、一定以上のスキルレベルのプレイヤーが適切に割り当てられないという、ロビーのバランス調整の問題についても取り組んでいます。 

シーズン23で登場予定の新要素 

さらに今後の予定についてお話しすると、シーズン23ではアイアンバナーに新モードが登場し、対戦モードのディビジョンの報酬武器として、最新の好戦的フレームのストランドパルスライフル「ハッケ」が登場します。順応フレームのアークスナイパーライフル「マーキュリアル・オーバーリーチ」は、シーズン22を通して入手可能となります。  

さらに、2018年の「シタデル」のマップを移植し、シーズン23のクルーシブルで復活させる予定については以前にもお伝えしましたが、こちらについても鋭意作業中です。このマップは私たち全員にとって、ファイアチームと共にコントロールを制圧した懐かしい思い出があるのです。皆さんが夢見る都市で最新の武器を駆使してどのような戦いを繰り広げるのか、今からとても楽しみです。 

バンガード

バンガードのプレイリストは、現状では多くの人口と堅実な地位を保っており、さらなる追加要素を予定しています。まずお話ししたいのは、バンガードメダルについてです。 

バンガードメダルは、シーズン22よりバンガード作戦およびナイトフォールにて入手可能になります。去年のガーディアン・ゲームで初登場を果たし、今年のイベントでも好評だったので、バンガード・プレイリストに刺激を与えるべく本格的にこのメダルを導入することにしました。  

メダルはスコア獲得に貢献するものであり、プレイヤーが特定のアクションを行ったり、クールな行為を披露することによって、スコアと評価の倍率が高くなっていきます。ここでの私たちの目標は、優れたプレイを行ったプレイヤーに報酬を与えること、そしてプレイヤーにスコア獲得のための単純作業を強要しないことです。簡単に言うと、皆さんが追加のメダルでスコアをブーストさせるために、ご自身のビルドを犠牲にしなければならないようなことを避けたいのです。  

また、一部のメダルは引き続きガーディアン・ゲーム限定であり、バンガードのプレイリストには登場しません。そのため、ナイトフォールでフィニッシャーを決めてもメダルは獲得できません。バンガードのプレイリスト開始時に、プレイリスト限定の新メダルがいくつか登場し、シーズン23でも新しいメダルがさらに登場する予定です。さらに、有効となるメダルは、その時点で有効な戦闘条件(サージなど)に基づいて決定されるので、メダル獲得のためには様々なビルドを使う必要が生じます。 

最近の方針として、チームのリソースを多様かつ更新頻度の高いシーズンアクティビティに優先的に割り当てるようにしています。その例としては戦場が挙げられます。戦場は後ほどバンガードのプレイリストやストライクに追加され、さらにはナイトフォールや玄人のプレイリストにも追加されることになるのです。これと引き換えに、その年における他のコンテンツを犠牲にする必要が生じますが、この犠牲はプレイリストの全体的な健全性を実現するための追加投資として適切なものだと感じています。そこで、「最終形態」のリリースに向けて皆さんの期待を高めるために、シーズン22・23ではナイトフォールとナイトフォール(玄人)に新たな戦場が追加されます。 

ギャンビット

皆さんもお気づきの通り、ギャンビットについては去年の「漆黒の女王」のリリースと同時に行われた大改修以来、特に変更を加えていません。この大改修では、ギャンビットの5つのカテゴリー、すなわち主要アクティビティの基本要素、プライミーバルの調整、侵入、弾薬供給システム、報酬に大幅な変更を加えました。残念ながら、これらの更新によるプレイヤーのエンゲージメントへの効果はありませんでした。ギャンビットのファンの皆さんが、新規マップか復活マップに大きく期待していることは承知していますが、エンゲージメント率が低いギャンビットにテコ入れするためには、本作でより人気のコンテンツに割くべきリソースを奪うことになりかねません。  

ギャンビットにさらなるリソースを割り当てて大幅な刷新を行うような予定はありませんが、「最終形態」の1年間でいくつかの更新を予定しています。例えば、大聖堂跡のマップと、その美しい夢見る都市の環境を最新バージョンのDestiny 2に移植し、敵タイプとして影の軍団とルーセントハイヴを追加する予定です。 

その前に、ギャンビットは報酬を最大化するうえで必須のモードではなく、完全に任意のモードとなるように変更します。ただし、ギャンビット限定の装備を求めている場合はその限りではありませんが。ギャンビットは、引き続き週間の挑戦でのエキゾチックエングラムの入手源として機能しますが、前述のとおり、シーズン22からはどの儀式でも週間の挑戦をすべて完了できるようになります。もし、ギャンビットをプレイせずにバンガードまたはクルーシブルの挑戦だけをプレイしたいのであれば、それが可能となります。 

また、シーズン22からはギャンビット限定のシーズンの挑戦を減らしていきます。そのため、プレイヤーの皆さんがかけらを貯める必要はなくなります。シーズン中の、ほとんどすべての挑戦を完了した際のブライトダストを獲得できるほどの量でしたからね。そして最後に、次シーズンではギャンビットにファイアチームのマッチメイキングを導入し、フリーランスノードを廃止します。両方のギャンビットのプレイリストを統合することで、より高速かつ良好なマッチメイキングが期待できます。これらの変更が実装され次第、プレイヤーの皆さんからの評価とエンゲージメントについて注視していきます。そして、次シーズンで皆さんが放浪者のもとを訪れ、新しいボイドマシンガンを手に入れられることを願っています。 

アーマーセット報酬 

かなり以前に、報酬のバランスにおける問題を解決するためのプランをお見せしました。プレイヤーの皆さんから、「光の終焉」の儀式プレイリスト(バンガード、クルーシブル、ギャンビット)用の新しいアーマーセットがリリースされず、以前私たちが発表した毎年リリースの予定が守られていないという指摘をいただきました。従来のペースで儀式アーマーセットを登場させることはますます困難になっています。その大きな要因のひとつとして、歴代の儀式アーマーセットは、ベースとなるアーマーおよびコスメティック用の装飾のどちらにおいても、プレイヤーの着用率が非常に低いのです。  

現時点では、これらのセットの更新頻度のプランを見直しており、これからは新しい拡張コンテンツのリリースごとに新たなセットは作成しない予定です。とはいえ、私たちは「最終形態」にて新しい儀式アーマーセットを登場させるべく鋭意作業中であり、皆さんがバンガードやクルーシブル、ギャンビットのプレイリストにおいて新たな装いを披露できるようにします。また、オシリスの試練用の新しいアーマーセットも、あと数週間で登場します!シーズン22で登場予定のセットに含まれるタイタンアーマーをお見せします。  

ゲームセキュリティ

弊社セキュリティチームは、不正行為者がPvPアクティビティにおいて、直接的な形あるいは間接的な形(例: ブースト行為や、新しく作った「使い捨て」アカウントを使ってオシリスの試練などのエンドコンテンツに参加する)によって健全なプレイヤーの体験を妨害することを防ぐための取り組みを進めています。私たちの使命は、プレイヤーを不正行為から守り、才能あるデザイナーが意図したとおりのゲーム体験を楽しんでもらえるようにすることであり、そのために私たちが2023年に行ってきた対策をいくつかご紹介したいと思います。 

今年のDestiny 2のセキュリティ面での変更は? 

今年はデータサイエンスと機械学習へのさらなる投資を行い、ツールの検出結果に自信を持てるようになってきました。このツールのおかげで、プレイヤーの行動の観察および評価を新たな形で行えるようになり、それに対する措置をますます多く講じられるようになりました。 

さらに、私たちはプレイヤーを保護するための新たなポリシーの採用を続けています。そのひとつが外部のアクセシビリティツールの誤用のポリシーです。このポリシーの拡大により、これまでは摘発できなかった不正行為者を摘発できるようになりました。同ポリシーのおかげで、前述のような形態の不正行為に対抗する方法を得られただけでなく、新たな方法でプレイヤーの行動を調査するための良い機会も得られたのです。

そして最後に、私たちはBattlEyeと協力して、ネットワーク操作ツールに対処し、弊社のデータ収集および削除、および問題緩和対策を改善してきました。競争はフェアであってこそ楽しいものです。引き続き、これらの方法を悪用する者に対しては禁止措置を科していきます。  

最近講じた措置は?
最近では、徹底的な調査の結果と、使用可能なツールの進化により、アカウント復旧サービスおよびブーストサービス、ならびにそれらのサービスを使用したプレイヤーに対する史上最大規模の禁止措置を下すことができました。ツールの進化に伴い、誤検出のリスクを最小化するための許容基準の構築も続けています。禁止措置を下す際には、任意の設定基準における追加の安全策として、複数の要因を考慮しています。  

Destiny 2の次なるセキュリティ対策は? 

不正行為の予防、検出、禁止措置の強化を進めていきますが、これらは私たちが不正行為と戦うための全体的な戦略の一部にすぎません。弊社の法務チームは、世界中のチート開発者を積極的に追跡し、チートソフトウェアが配布される前にその供給源を断つべく尽力しています。弊社の法務チームは、チート開発者の摘発と起訴において大きな成果を上げてきましたが、これらの訴訟を準備して実行に移し、勝訴するためには時間と労力を必要とします。これは、あくまでも全体的な不正防止の取り組みにおける補助的なアプローチであり、弊社ゲームから不正行為を排除するためのゲーム内セキュリティのソリューションの一環として行っているものです。 

そして最後に… 

これまで通り、禁止されたアカウントから「不正行為をした覚えがない」というメッセージを多数受け取っています。このようなケースを調査したところ、多くの場合、アカウントを他の人に貸してゲームをプレイさせていました。改めて、自分のアカウントは自分で守り、アカウント復旧サービスは利用しないよう、お願いいたします。不正行為が発生したときに自分はキーボードに触れていなかったという主張は、異議申し立ての審査において考慮されません。

安定性の改善

Destiny 2サービスの安定性は、ゲーム体験の基礎を成すものです。もしゲームがダウンしたり、アクティビティから追い出されてしまったら、すべてが無意味になってしまいます。6月末に、ゲームの安定性についての更新情報をお伝えし、ゲーム体験を円滑かつ信頼できるものにするために講じている手段についてお話ししました。本日は、私たちが舞台裏で行ってきたことと、次のロードマップについてお話しします。 

更新7.1.5(シーズン21中盤)では、多数の内部的なサービス改善を実装し、安定性を向上させるとともに、7.2.0以降の更新に向けて準備を整えました。これには、Claimsシステムを初めとした、弊社の様々なサービス用の新しいログおよび統計の実装が含まれます。モニタリングダッシュボードにも大幅な改善を加えたことで、Bungieネットワークオペレーションセンターが弊社システムをより効果的に見通せるようになり、問題の検出、エスカレート、診断もより速やかに行えるようになりました。また、潜在的にプレイヤー人口に影響を及ぼす可能性のあるサインオンシステムに関するバグを特定し、修正しました。

新しいログおよび検出システムを使用して、更新7.1.5.1ではClaimsとサーバーメッセージに関する複数の修正を早期に実装することができました。これがなければ、次のシーズンになるまで修正はできなかったはずです。Bungieネットワークオペレーションセンターと協力して、リリース、モニタリング、エスカレーションのプロセスの改善にも取り組んでいます。こうしてDestiny 2のオンライン体験をより確実に、予測可能にし、そして問題が発生した場合は速やかに復旧できるように注力しています。

そして更新7.2.0(シーズン22のローンチ)に向けて、新たに追加したコードを使って社内での“カオステスト”を始めています。ここで得られたデータを活用して、更新7.2.0にさらなる改善を施すと共に、新シーズンで予定している既存の修正についても検証を行っています。これを進めるにあたって、ロードマップに掲載のClaimsシステムのみに力を注いでいるわけではありません。私たちの取り組みには、Destiny 2を動作させるうえで必要な、50以上のサービス全体の安定性を確保することも含まれています。負荷バランス調整用のコード、サービス間コミュニケーション用のコード、内部メッセージの処理パイプラインなどについても詳しく検査しています。

更新7.2.0は、現状の安定性の問題の検出および修正に重点を置いたものですが、更新7.3.0(シーズン23のローンチ)は、将来起こりうる安定性の問題を事前に防ぐためのものといえるでしょう。この更新はシステムを中心としたものになります。自動復旧の改善や、内部システムの健全化を行い、そして各システムの孤立化を進めて、ある場所で発生した問題が別の場所にも波及する可能性を減らす予定です。私たちは、プレイヤーの皆さんに可能な限り最高の体験をお届けしたいと思っており、シーズン23以降も引き続きDestinyサービスと連携して、将来に向けた長期的プロジェクトとして取り組んでまいります。 

シーズン構成

2月にお伝えしましたが、私たちは今年からシーズンの枠組みを刷新すべく水面下で取り組んでおり、プレイヤーの皆さんの予想を良い意味で裏切り、各シーズンが独特なものに感じられるようにしたいと思っています。プレイヤーの皆さんが、リピート可能なシーズンアクティビティにさらなる多様性を求めていることは承知しています。何よりも私たちは、シーズンごとに登場する新たなコンテンツによって常に皆さんを驚かせたいのです。 

以下で少しお話しします(披露イベントでも実際の様子を公開します)が、私たちはシーズン22と23を通して、今までよりもストーリー面とゲームプレイシステムの自由度を高めていこうと考えています。今月後半から始まる展開を、皆さんが楽しんでくださることを期待しています。 

今後のプレビュー

今年の目標の6か月分の進捗レポートに移る前に、シーズン22で実装予定のQoLアップグレードと、主要なサンドボックスの更新をいくつか公開したいと思います。これらの変更は、単に日常的なDestiny 2のプレイ体験の向上を目的としたものもあれば、PvEとPvP両方のメタに大きな変更をもたらすものもあります。  

「光の終焉」の年が折り返し地点を迎えるにあたって、シーズン22でのあらゆる更新と、ここでご紹介し、さらに披露イベントでも新たに公開予定の新コンテンツを導入することにより、Destiny 2ができるだけ多くのプレイヤーの皆さんにとって、かつてないほど新鮮でエキサイティングに感じられるようになることを願っています。 

QoLのアップグレード

比較的小規模に思える改善点であっても、毎日Destiny 2をプレイするうえでは、計り知れないほど大きな改善点となることがあるのです。シーズン22で実施予定の主なQoLのアップグレードをご紹介します。  

  • コスメティックアイテムのお気に入り登録

    • 長らくお待たせしました。シーズン22より、お気に入りのシェーダー、装飾、感情表現を最大100個まで登録し、リスト上部に固定表示できるようになります。 

  • ステイシス特性とかけらをベンダーシステムに移動

    • 次シーズンより、「光の超越」ストーリーミッションを完了済みのキャラクターは、すべての利用可能なステイシス特性とかけらをエウロパのエルシー・ブレイから入手できるようになります。 

  • トランスマットを解除アイテムに分類

    • 以前のシェーダーと同様に、トランスマットは消費アイテムではなく、解除アイテムとしてアカウント上で保管されるようになりました。コレクションから入手したり、ワールド内で発見する手間なしに、トランスマットを自由に変更しましょう。 

  • クエスト「願望の終人」の改善

    • クエスト「願望の終人」は過去何年間にもわたって多数の変更が加えられてきましたが、シーズン22では本当のクエストとなります。所持品を占めるチャージ済みまたは未チャージのディスクではなくなり、クエストログ内のクエストのひとつとなるのです。 

  • コレクションに資源タブを追加

    • これは私たちにとっても非常に楽しみな変更点です。コレクション内に「資源」タブが追加され、ゲーム内のすべての通貨、アップグレード材料、エングラムが適切にカテゴリー分けされて表示されるだけでなく、その入手方法と、入手した後の使い道も確認できるようになります。 

  • アイアンバナーの挑戦を分割

    • 「深淵のシーズン」開始以来、最高峰報酬はかつてのシーズンほどの人気はなくなっているので、ここで最高峰報酬の獲得と、「幻影のシーズン」で追加された評価倍率を分離すべきだと考えました。  

    • シーズン22からは、アイアンバナーでは毎日2つの異なる挑戦が重なり合うような形で登場します。1つは、評価倍率だけを求めるプレイヤーが対象で、こちらでは特定のシーズンサブクラスの使用は要求されません。もう1つは、最高峰報酬を求めるプレイヤーが対象で、こちらはシーズンサブクラスの使用が必須となります。 

  • 儀式が即時ランクアップ可能に

    • シーズン3以来、儀式の評価(当時の名称は武勇、栄光、悪名)は、オービットに戻るまでランクアップ処理が行われませんでした。そうでないと、ほぼ画面全体を埋め尽くすバナーが表示され、スコアボードが覆い隠されてしまったからです。過去数年間にわたり評価の刷新と簡潔化を進める中で、ランクアップのバナーを画面下部に移して目立たせないようにしましたが、依然としてランクの処理はオービットに戻るまで行われませんでした。今回ついに変更に踏み切り、ランクアップ処理がアクティビティ完了時に即座に行われるようにしました。これからは報酬を待つ必要はなくなり、即座に報酬通知に表示されるようになります。 

サンドボックスの更新

新しいストランド特性

シーズン22の開幕と同時に、独自のダイナミックなゲームプレイ要素を持つ新しいストランド特性を3種類追加し、各クラスのストランドを強化します。追加される特性は、ハンター用の大旋渦、タイタン用の戦旗、ウォーロック用のウィーブウォークとなります。シーズン開幕が近づくにつれて、さらなる情報を公開予定です。 

エキゾチックアーマーの調整: パート2

「深淵のシーズン」でのエキゾチックの刷新の第1弾と同様に、シーズン22においても使用率の低かった複数のエキゾチックアーマーを改良し、プレイヤーが再び保管庫を覗いてみようというきっかけを作り出す予定です。来週公開される「開発者の裏話」の記事で、実施予定のすべての変更点を取り上げますのでご覧ください。 

新しい武器のサブカテゴリーが登場予定

「最終形態」では、全く新しい武器サブカテゴリーが登場する予定です。8月23日の披露イベントでは、これらの武器の一部を実際に使用している場面が初公開されるほか、Destiny 2の武器ラインナップに追加される他の新武器も公開されます。 

武器調整のプレビュー

以前にシーズン中盤の武器調整のアップデートでお伝えしましたが、シーズン22では、武器のサンドボックスにおいて、射程距離からダメージ減衰の要素を切り離すという大幅な変更が予定されています。詳細は今後の武器の更新に関する記事でお話ししますが、現時点での最終目標は以下の通りです。 

  • 中距離武器(オートライフル、パルスライフル、ハンドキャノン)について、各武器が最も性能を発揮できる最適距離のばらつきを減らすこと。 

  • ダメージ減衰の終了する距離を近くする処置を多くの武器で行うことで、クルーシブルにおける平均交戦距離が現在よりやや近くなるようにすること。

そのため、ほぼすべての武器においてダメージ減衰の最大距離がある程度短くなり(特定の武器は他よりもその程度が大きくなります)、さらに多くの場合、ダメージ減衰開始距離が近くなります。なお、ダメージ減衰開始値が同程度であっても、ダメージ減衰開始後の性能の変化は武器によって異なります。現状と同じく、ライフル系の武器はよりゆっくりと、小型武器はより早く減衰が発生しますが、その差は極端に小さくなるはずです。  

また、一部のエキゾチック武器とすべての特殊ウェポンについては、これらの包括的な変更でもたらされる大幅なバフやナーフをそのまま適用するのではなく、現在に近い状態を維持できるよう個別に調整しました。これに関する詳細情報は、近日公開予定の武器のプレビュー記事でもご紹介します。 

これだけではなく、シーズン22ではさらに多数の変更が予定されています。完全なリストはまだお見せできませんが、以下にその一部を先行公開します。ハンドキャノンのリロード速度が向上し、PvEでのマイナー級およびメジャー級の敵に対するダメージが増加します。剣のフルパワーの強攻撃は、剣のエネルギー量が0以外であれば使用可能になり、剣のガードが複数の箇所で強化されます。「悪意の手」に、プレイヤーの皆さんがきっと気に入っていただけるような調整を行っています。また、シーズン22では「バイポッド」、「妬む刺客」、「アンダー・オーバー」などのパークが大幅に使いやすくなるように変更されます。完全なリストは今月後半に公開予定ですのでご期待ください!  

今年の目標を強化する

約6か月前の前回の「ゲームの最新状況」では、Destiny 2における4つの主な目標を達成するための計画を立てました。それはプレイヤーの想像力を膨らませること、再び挑戦のあるDestinyにすること、コンテンツを充実させること、そしてガーディアン同士の繋がりを築くことです。「光の終焉」とその最初の2シーズンがリリースされ、シーズン22の開幕と披露イベントを目前に控えた今、私たちが以上の目標達成に向けてどこまで歩んできたか、そしてここからどこを目指していくのかについて皆さんにお話ししたいと思います。これはDestiny 2のスコアカードというべきものです。最初は… 

1.プレイヤーの想像力を膨らませる: 「光の終焉」と「抗戦のシーズン」では、主要システムからビルド作成、シーズン通貨の整理に至るまで、プレイヤーがゲームと関わる手段の多くを既存のものから変化させました。「深淵のシーズン」では、通常のベンダーのアップグレードモデルを刷新し、新しいアクティビティの「ディープダイブ」と「プレッシャートライアル」を導入しました。これはDestiny 2に新鮮さをもたらす試みであり、それに値する効果があったと信じています。修正と改善の余地は常に存在するものの、コミュニティの皆さんからの反応のおかげで、このような常識を打ち破る試みについて方向性が正しいことを確信できました。そこでシーズン23では完全に新しく、今までとは全く異なるものを登場させる予定です。 

詳しいことは披露イベントまで内緒にしておきますが、次シーズンでは前人未到のクリエイティブな領域に到達する、とだけお話ししておきましょう。シーズン進行の枠組みに全く新しいメカニクスを導入するなど、いくつかの要素を大きく変化させていきます。すべては8月23日に明かされます。 

チームは、一歩引いた視点から今年の全体的なストーリーを検討しつつ、シーズン20~23と「最終形態」の間のストーリーテリング要素を確実に繋ぎ合わせ、「光の終焉」へ向かっていった去年のシーズンよりもさらに印象深い展開にすべく全力で取り組んでいます。私たちはフィードバックを真摯に受け止め、この一年間を、プレイヤーの皆さんの想像力を捕らえて放さないような重要な瞬間に満ちあふれたものにして、着々とストーリーを進行させていきます。これについては既に「深淵のシーズン」で実践に移しており、目撃者の起源を明かし、シーズンを通して数々の伝承をネオムナに散りばめ、そして最終ミッションのカットシーン後、ガーディアンたちがこれからどこへ向かっていくのかを暗示しました。 

皆さんの中には、これらのストーリーを「光の終焉」のストーリーミッション中に体験したかったという方もいらっしゃるかもしれません。このようにお考えの皆さんにご説明すると、私たちは今年のストーリーそれぞれが織り成す全体像により、単独のストーリーのみでは実現不可能な形で「最終形態」の幕開けを用意できるものと確信しています。不安を解消するためにご説明します。「最終形態」とそのレイドによって、光と暗黒の物語は結末を迎えます。その後に、Destiny 2の次なる展開を発表します。 

2.再び挑戦のあるDestinyにする: これについては、今年の始めの時点では少々不安がある状況でしたが、「光の終焉」リリース後の全般的なフィードバックに基づいた追加の調整を行うことにより、この目標は達成できたと考えています。ネオムナの敵はプレイヤーのレベルに関係なく大ダメージを与えてきますが、プレイヤーの皆さんはより難易度の高い挑戦に参加することで、パワーレベルを着実に上昇させてこられたはずです。ただし、今年前半には困難を感じることがあったかもしれません。これは「深淵のシーズン」でパワーレベル上限を引き上げなかったためです。 

これらの変更は満足いくものだったため、シーズン22においてもパワーレベル上限は上昇させないことにしました。この決定については、週ごとの最高峰を追い求めなければと強制される感覚なしに、自分だけのペースでプレイしたい、というプレイヤーの方から大好評を頂きました。もちろん、パワーが重要になるアクティビティもたくさん登場します。例えば「達人」のレイドと迷宮のコンテンツ、「伝説」と「達人」のナイトフォール、「玄人」と「伝説」と「達人」の失われたセクター(ソロ)、そしてオシリスの試練などです。シーズン22ではパワーだけでなく、アーティファクトパワーもこれまで通り重要な要素であり続けます。  

さらなる困難な挑戦を求める方のために、今シーズンではサイオニック作戦の戦場(玄人)が初登場し、ナイトフォール(玄人)の難易度が上昇しました。このサイオニック戦場(玄人)は、シーズン終了前にもう一度登場し、最初に参加する機会を逃してしまった方に新たな機会をご提供します。これまで通り、「光の終焉」の年の後半に向かって、バンガードのナイトフォールと玄人にさらなる戦場を追加していき、それと共に皆さんからのフィードバックを注視していきます。 

3.コンテンツを充実させる: 「漆黒の女王」の年のフィードバックに基づき、プレイヤーの皆さんからは、自分で発見する必要のあるエキゾチックミッションが求められていることを把握しています。また、古参プレイヤーの方からは、チームが愛情をこめて作り上げた過去のエキゾチックミッションを復活させてほしいというリクエストをいただき、それにお応えすべく取り組んできました。 

「抗戦のシーズン」では、ベックス・ネットワークへの侵入経路を発見できた方へのプレゼントとして、エキゾチックミッション「アバロン」とベックスカリバーをご用意しました。「深淵のシーズン」では、新しいスカウトライフル「ウィキッド・インプリメント」とその媒体を求めて深淵へ潜る方のために、エキゾチックミッション「砥石」をご用意しました。そして、あと数週間で始まるシーズン22では、初日から登場するエキゾチックミッションのローテーションにおいて、私たちが今までに制作してきた中で最高のDestiny 2のコンテンツの数々を復活させます。  

このローテーションでは、まず「予感」が復活し、デッドマンズテイルの新たな入手手段をご提供します。さらに、デッドマンズテイルは史上初めてクラフト可能になります!その後は、「ヴォクス・オブスキュラ」と「熾天使の盾作戦」がローテーションに追加され、それぞれにおいてクラフト可能なエキゾチック武器と媒体が入手可能になります。さらなるエキゾチックミッションのローテーションの詳細については、新シーズン開始間近に公開予定の「今週のDESTINY」のブログ記事でお伝えします。 

PvPに関しては、以上でお話ししたシーズン22の新コンテンツをお届けします。すなわち、新マップ「マルチプレックス」、新ゲームモード「レリック」、新しい戦闘条件「チェックメイト」、新しい対戦モードのアセンダントディビジョンのエンブレム、そしてスタイリッシュなオシリスの試練の新アーマーセットなどです。クルーシブル、アイアンバナー、オシリスの試練のプレイリストに実装予定の新武器と復活武器に加えて、サンドボックスへの見直し、エキゾチックアーマーのアップグレード、武器の調整などの変更を加えてメタを新鮮に保ちます。さらに、今月後半に始まる新シーズンではPvPの新たなプレイ方法も登場します。 

最後に、今年2月のことですが、当初の予定では今年最後のシーズンの儀式コンテンツに大幅な変更を施すつもりだった、とお伝えしましたね。この構想については「最終形態」で押し進めていくことが決定した一方で、一部のバウンティを、さらなるやりがいと魅力を感じられるシステムに置き換えることを予定しており、このシステムを仮に「パスファインダー」と呼んでいます。これは「最終形態」の新ロケーションにて登場予定であり、どのようにして新しい年の主要な儀式バウンティをこのシステムに置き換えるべきか、検討を進めているところです。現時点での「パスファインダー」の試作UIは以下の通りです。 

4.ガーディアン同士の繋がりを築く: 「光の終焉」でDestiny 2に追加したゲームプレイシステムとQoL機能は、新規プレイヤーと復帰プレイヤーの方々からかつてないほどの好評を頂きました。「最終形態」に向けて、この方針をさらに押し進めていきます。 

シーズン22では、ガーディアンの皆さんが目撃者との対決に向けて準備を整えるにあたって、Destiny 2における過去の重要な出来事をゲーム内で追体験できるようになる新たな方法も実装されます。シーズン23で登場予定のファイアチーム検索機能(LFG)は、これまでエンドコンテンツ(レイド、迷宮、達人レベルアクティビティなど)をプレイする際に十分な人数のファイアチームが見つからなかった方にとって、救いの手となることでしょう。そして「最終形態」では進行システムに大きな変更を加えることで、さらに多くのプレイヤー同士が繋がれるように応援し、今までフレンド同士が同じコンテンツを一緒にプレイするのを妨げていた制限を取り除きます。詳細は披露イベントで公開します。 

以上で取り上げてきた機能と、8月23日にお見せする予定のコンテンツ、そして今後さらに登場予定のコンテンツ。これらすべてが合わさることで、Destiny 2が始まって以来最大のプレイヤー層に向けて、最高のゲームプレイ体験をお届けできることでしょう。Destinyの10年間の集大成となる「最終形態」は、私たちにとって本当に特別な存在です。目撃者との対決が迫りくる中、全世界のプレイヤーの皆さんにとっても同じぐらい特別な存在にすべく全力で取り組んでいます。 

お読みくださりありがとうございました。今回ご紹介したのは、私たちがご用意しているもののほんの一部に過ぎません。23日の披露イベントのチャットで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。もしその前にタワーで偶然出会わなかったら、ですけどね。 -ジョー

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