今週のBUNGIE – 2022年1月27日

儀式、バンガード、クルーシブル  

儀式の評価

シーズン15のデータを見ると、新しいバンガードランクに対して、ガーディアンは我々が当初想定していたモデルとは異なるアプローチをしていました。私たちの調査結果によると、プレイヤーは予想以上にバンガードストライクをプレイしていること、そして新しいアクティビティストリークの最適化があまり活用されていないことが判明しました。そこで、彷徨のシーズンのデータを使ってモデルを調整して実際の挙動に合ったものにしたうえで、平均評価獲得量がクルーシブルと同じようなレベルになるように全てを再調整しました。シーズン16では、完了時にもらえるバンガードの評価、アクティビティストリーク量、ナイトフォールマルチプライヤー、ナイトフォール完了時のクオリティボーナスが増加する予定です。ほとんどのプレイヤーにとってバンガードの評価獲得スピードは約2倍になるはずです。より難易度の高いナイトフォールをプレイしたり、アクティビティストリークを活用したりすることで、より早く最適化することができます。 

同様に、オシリスの試練の評価獲得スピードも想定より30%ほど遅く、高ランクになったときの加速度的な利益もありませんでした。また、特に20ラウンド勝利や7勝のパスを達成したプレイヤーに対して、ラウンド勝利数が十分に評価されていないと感じていました。そこで、対戦終了時に、その対戦中に勝利したラウンド数に応じて、少量の試練の評価を付与することにしました。評価の量は、パスに記録された勝利数に応じて増加します。最高で、各ラウンドで勝利するごとに21の評価が付与されます（1対戦につき追加で最大105の評価）。これにより、不敗達成のための定期的なパスリセットを行わないプレイヤーの試練の評価獲得スピードが50%以上早くなるのが理想的です。技術的な理由により、「漆黒の女王」で高ランクにおける評価獲得量を加速度的に増やすことはできませんでしたが、これについては今年後半にまたお知らせしたいと思っています！ （こちらが来シーズンに復活する試練報酬のプレビューです。この他にももう一つ武器が用意されていますが、それは「漆黒の女王」で試練が再開したときのお楽しみです。） 

では、現時点ではまだ変更されないものは？ クルーシブルの評価獲得スピードには満足していますが、将来的にはアイアンバナーのベンダーに関する変更と合わせて、この点についても検討することになるかもしれません。ギャンビットの評価獲得スピードは理想よりも約30%遅かったのですが、「漆黒の女王」でギャンビットが刷新されるため、何か変更を加える前に、一つのシーズンをフルで使ってプレイスタイルとパターンの分析を行いたいと考えています。詳細は今後の「今週のBUNGIE」でお伝えします（そう、こうやって私たちは皆さんの期待を煽るのです）。 

また、アクティビティストリークシステムや儀式武器装飾の配置についても、今のところ変更はありません。このシステムに関する皆さんのフィードバックを見たところ、現状では私たちの設計目標を達成できているとは言えません。ただし、このシステムは熱心なプレイヤーにとって嬉しいボーナスとなることを意図したもので、マイナス要素に感じることはほとんどありません。現在、儀式のプレイリストから離れるデメリットが大きすぎるように感じることがありますが、これはギャンビットとバンガードの評価獲得スピードが意図したよりも遅いことと、それに加えて儀式の装飾が2回目のリセットでもらえる設定になっていることも原因の一端となっています。バンガードの評価システムの調整によってプレイスタイルや時間あたりの評価獲得量がどのように変化するかを見てから、全体的な変更を行いたいと考えています。  

最後に、どの評価ボーナスが有効なのか、木曜日や金曜日くらいになると忘れてしまうのがどれほど厄介なことか、私たちにもよく分かります。「漆黒の女王」から、対象のアクティビティの起動画面でランクポイント（または報酬）がダブルになっていることが分かるようになります。小さなメモ一つがすごく役に立つことってありますよね。 

バンガード作戦

以前の「今週のBUNGIE」でお伝えしたように、シーズン13の戦場アクティビティがバンガードストライクのプレイリストに追加され、さらにこのプレイリストの名称が「バンガード作戦」に変更されました。 

新シーズンに登場する新しい戦場は以下の4つです。 

バンガード作戦に追加される戦場アクティビティは、ロケーションマップから直接開始した場合にプレイできるチャンピオンなしバージョンの戦場になります。これらは長さと難易度がプレイリストの他のストライクと同じくらいだからです。 

ストライク関連のバウンティ、クエスト、勝利の道のり、挑戦は、今後バンガード作戦に言及するようになります。 

ナイトフォール

ナイトフォールの各難易度ランクのプレッシャーやハードルに関して検討を重ねてきました。まずは、ボスの攻撃を強化するダメージブーストやその他の効果をもたらすストライク固有の戦闘条件についてです。中にはクールで楽しいものもありましたが（セディアにはるか遠くまで飛ばされて嫌な人はいないでしょう？）、概して一貫性に欠け、意図したビルドクラフトよりも戦術的なプレイが要求されていました。そこで、英雄以上のナイトフォールからこれらの戦闘条件を削除しました。また、「急性」が付く新しいスタイルの熱傷を追加しました。これにより、特定の属性における被ダメージが50%、与ダメージが25%増加します。ほとんどのナイトフォールにはすでに被ダメージが25%増える戦闘条件があったので、今回の変更により、特定の属性について被ダメージと与ダメージの両方が25%ずつ増加することになります。 

次に、シーズン15で導入されたシーズンストライクの戦闘条件が、バンガードのプレイリストからナイトフォールに移されます。これらの戦闘条件は、シーズンの戦闘テーマに沿ってプレイするとユニークなバフとブーストが得られるというものです。シーズン16ではグレイブとボイドの使用がテーマになります。これらは週替わりで、英雄、伝説、達人の全ナイトフォールに表示されます。これらの変更に対する皆さんからのフィードバックをお待ちしています！ ここで、来シーズンのナイトフォールで獲得できる素敵な戦利品のプレビューをお見せしましょう。見覚えはありますか？

また、（合致ゲームがオンの場合）ストライクに出現するシールドをどのように伝えるかについても検討してきました。伝説や達人の失われたセクターと同様に、全てのナイトフォールアクティビティに、使用されているシールドを示す戦闘条件が表示されるようになります。 

失われたセクター

「光の超越」で伝説と達人の失われたセクターを導入した際、公開バブル内で難易度を選択する方法がなかったため、その日の失われたセクターのロケーションを伝説と達人で分けざるを得ませんでした。この度、「漆黒の女王」のストーリーミッションのために構築された新しい技術のおかけで、めでたく伝説と達人の失われたセクターのロケーションを統一することができました！ 今後は、各日1つの失われたセクターが登場し、伝説と達人から難易度を選択できるようになります。どちらの難易度でも、同じエキゾチック報酬を得ることができます。 

クルーシブル

今回の「今週のBUNGIE」では、クルーシブルやアイアンバナーに関する具体的な変更の話はありませんが、30周年のパッチで実装され、数日前に削除された“リスポーン時間延長”について触れたいと思います。  

この変更を実施した当初は、戦闘のペースを分散させ、プレイヤーが復活した直後に同じスーパースキルによって再びキルされる回数を減らしたいという希望がありました。しかし、当初の意図とは裏腹に、これは私たちが解決したかった問題に対する最適解ではなかったことがフィードバックから分かりました。データを見ると、暁旦の開始および大規模なスキル調整と同時にこの変更を行ったこともあり、不明瞭な点や一貫性のない点がありました。

フィードバックと分析結果の両方を見ても、決定的なプラス要素がほとんどなかったため、クルーシブルのリスポーン時間を元に戻すべきなのは明らかでした。 

HDRにも愛を 

Windows 10以上: ウィンドウモードのHDRに対応します。 

• ウィンドウモードのHDRを使用するには、ゲーム内のHDRオプションを有効にし、Windows 10の設定で特定のディスプレイに対して「HDRを使用する」を有効にする必要があります。 
• DestinyをウィンドウモードのHDRでプレイする場合、ウィンドウをHDR非対応のディスプレイに移動すると、HDRとSDRが自動的に切り替わります。 
• Windows 10以上をお使いのプレイヤー（SDRまたはHDR）で、ソフトウェア「OBS」でウィンドウキャプチャを使用する場合は、「キャプチャ方法」が「Windows Graphics Capture」に設定されていることを確認してください。この設定になっていないと、キャプチャした際に黒い画面が表示されます。BitBltの設定は、旧バージョンのWindowsでも引き続き動作します。 

Windows 10以上: ウィンドウモードのフルスクリーンは、占有フルスクリーンと同じ（またはそれ以上の）パフォーマンスを提供します。 

• Destinyは、Windows 10以上でDXGIフリップモデルを使用するようになりました。もっと詳しく知りたい？ より詳細な情報はこちらをご確認ください。 

PC使用時、HDRでプレイする際のスクリーンショットがサポートされるようになりました。 

• スクリーンショット撮影時は、ゲーム内のスクリーンショット機能を使用する必要があります。 
• HDRのスクリーンショットはSDRにトーンマッピングされ、ロスレスのPNGファイルとして保存されます。 

ディスプレイキャリブレーションの改善（全プラットフォーム）:  

• HDRユーザーには、設定を調整するための新しいキャリブレーションUI画面が表示されます。 

チーム: Bungieのゲームセキュリティに対するアプローチにおいて、プロセス、技術ソリューション、コミュニティからのフィードバックの定期的な見直しは欠かせません。本日、Bungieはセキュリティに関する継続的取り組みの新たな一歩を踏み出しました。   

シーズン15の開始と同時に、Bungieのプロダクトセキュリティ部門はBattlEyeセキュリティシステムを導入しました。これにより、Destinyの運用やプレイヤーの体験を損ねるような攻撃に対する監視力を飛躍的に向上させることができました。このシステムは、誰もが誇れるゲームコミュニティを構築するというBungieの目標を妨害しようとする人の行為を効果的に防いでいます。Destiny 2の守りが固められたことで、それまで製品やプレイヤーにとってリスクが高すぎると判断されていた技術やプロセスを安全に見直すことができるようになりました。  

2021年12月、BattlEyeによって軽減されたと思われる危険行為の調査を開始しました。その結果、2021年8月以降、ProcessHackerの使用に関連して禁止措置が適用されたプレイヤーが68名いました。そのうち、61名のプレイヤーは、それ以外にDestiny 2への攻撃を示唆するような行為をしていないことが確認されました。そこで、これらのプレイヤーの禁止措置を1月24日付で解除しました。 

セキュリティ上の懸念から過去に禁止されたプレイヤーの禁止措置を解除するのは、今回が最後というわけではありません。しかし、製品セキュリティの対策およびアプローチの見直しと改善に取り組むにあたって、Bungie、Destiny 1、Destiny 2、そして何よりもプレイヤーにとってのリスクについて厳格な調査と分析を行う必要があります。禁止解除は、その過程を経てはじめて実行できることです。このプロセスには時間がかかります。当社のゲームと皆さんのプレイ体験の向上に努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。  

敬具   

Bungieプロダクトセキュリティ部門プログラムマネージャー 

 

Bungie名 

2月23日までに報酬の受け取りを

既知の問題

ポップコーンの用意はOK？

 

ヒッピー: あのカバルのリーダーは、なぜ多くのガーディアンを無慈悲に殺したのか？ それは彼がカルスだったから。このことが「今週の動画」と何の関係があるんだって？ 何の関係もありません。先に進みましょう。  

今週は、笑いと感動をお届けします。最初の動画は、ゲーム内のダイアログで「アルファベットを学ぶ」というかなり気の利いた内容です。気の遠くなるような叫び声も聞こえます。「A」とはつまるところ、「AHHH（あああああ）」という悲鳴の「A」ですからね。2つ目の動画は6年がかりのプロジェクトで、ファンが作ったDestinyショーです。新しいジャンルのマシニマで、彼らは「イマーシプレイ」と呼んでいます。  

さて、おしゃべりはこのくらいにして、素晴らしいファンメイドの世界に飛び込みましょう！  

この世界にアートを