今週のBungieでは、近い将来について見ていきたいと思います。
これまで「影の砦」がもたらすDestinyのプレイ環境の変化について詳しく話してきましたが、まだ話は終わっていません。10月1日を迎える前に、このゲームの進化について語りたいことはまだ山ほどあります。来週は、3年目の展望について、発売前最後のBungie ViDocを発表するかもしれませんが、確約はできませんのでご了承ください。最新情報をどうかお楽しみに。
ガーディアンは月でエリスと再会を果たして新たな冒険へと旅立つことになりますが、ローンチ当日に私たちが楽しみにしているのはそれだけではありません。暗黒の僕との戦いを描く新たなストーリーの始動と共に、Destinyの新シーズンが始まります。さらに続けて、3シーズンのアップデートを予定しています。一新された、探索、報酬、サプライズが待つ、新時代の幕開けです。
ただ、サプライズのためにすべてを秘密にしておく必要はありません。ガーディアンの皆さんが計画を立てるのが好きだということは私たちも知っています。このカレンダーでは、Destiny 2の全プレイヤーが無料で遊べるもの、「影の砦」の関連商品、そして不死のシーズンに含まれているものを確認できます。
画像アップデート済み9/17
日付のメモをお忘れなく!毎週、このゲームの最新情報をお伝えしていく予定なので、スケジュールに余裕のある方はご確認ください。それではさっそく始めていきたいと思います。
「影の砦」のサンドボックスの更新: 武器
先週は、「影の砦」で実施されるスキルの変更について少し詳しく見ていきました。今週は、皆さん愛用の武器の調整内容について確認していきたいと思います。開発チームは今回の変更に伴い、皆さんの保管庫の中で埃をかぶっているいくつかのエキゾチック装備に、ちょっとした救済処置を施すことにしました。さらに、PvEでの個別の標的に対するダメージについても微調整を行いました。
PvPに及ぼす影響ですが、一部の武器とアーキタイプは強化され、スカウトライフルなどの武器にもう少し息つく暇ができるよう、一部は距離によるダメージ減衰が強まります。
戦闘 - 全般
- マイナーの敵が、その他の敵より多くの精密ダメージを受けなくなる。
- 以前はこれらの敵が精密ヒットを受けたら、高ランクの敵よりも2倍のダメージを受けていました。
- 精密ダメージはまだ与えられますが、この値は高ランクの敵と同様に武器に応じて変化します。
武器の変更 - 全般
- 武器の改造パーツが消費アイテムではなく、再度使用できる解除アイテムとして見なされるようになる。所持品にある改造パーツはすべて解除アイテムに変換される
- これにより、さまざまな改造パーツをより多く使う機会がプレイヤーに与える
- 所有している唯一の改造パーツをすでに銃に使用している場合、アンロックするにはもう1つ再取得する必要がある
- オートライフル
- 敵のランクに応じて、PvEでのダメージが30%または25%増加
- 弓
- マイナーの敵に対しては31%、メジャーの敵に対しては26%PvEのダメージが増加
- 弓の発射時間が詳細画面で誤って表示される問題を修正
- ハンドキャノン
- マイナーの敵に対するPvEでのダメージが30%増加
- 軽量および順応ハンドキャノンが、照準時に新しい射撃アニメーションを適用
- この変更はこれらの武器をできるだけ速く射撃する時に武器の命中精度を向上させるために行いました
- 例: 現在、150種類の武器タイプのうち、140種類で反動アニメーションよりも速く射撃することが可能。なので、ハンドキャノンが反動から完全にリセットされた状態に見えても、その後に続く投射物は武器がまだ反動状態にあるかのように発射される。
- この武器タイプに対して、射程距離がダメージ減衰(効果範囲)に与える影響を減少
- マシンガン
- マイナーの敵に与えるPvEでのダメージが25%増加
- この武器タイプに対してダメージ減衰が与える影響を増加
- パルスライフル
- マイナーの敵に与えるPvEでのダメージが28%増加
- この武器タイプに対してダメージ減衰が与える影響を増加。
- 武器タイプ固有のダメージが変化(PvEおよびPvPの両方が影響を受ける)
- 連射パルスライフルが14/23.8の基本/精密ダメージを与えるようになる(以前は13/21.4)
- 高威力パルスライフルが21/33.6の基本/精密ダメージを与えるようになる(以前は20/32)
- スカウトライフル
- 敵のランクに応じて、PvEでのダメージが36%または18%増加
- ピストル
- マイナーおよびメジャーの敵に与えるPvEでのダメージが16%増加
- スナイパーライフル
- マイナーの敵に与えるPvEでのダメージが47%増加、他の敵に対して20%増加
- エキゾチックスナイパーライフルのパークダメージボーナスがこの変更に合わせるために調整され、結果として恩恵を十分に得られなくなる
- サブマシンガン
- マイナーおよびメジャーの敵に与えるPvEでのダメージが22.5%増加
- 好戦的なフレーム
- 「近距離でボーナスダメージが発生する」という固有効果を削除
- 10%ボーナスでしたが、意図せずに常に有効な状態となっていました
- 750 RPMのサブマシンガンのボーナスダメージが基本ダメージの方へ移行となり、結果としてダメージ変化がなくなる
- そのため、ターラバとハックルベリーがPvEおよびPvPの両方においてダメージが10%増加
エキゾチック
- スイートビジネス
- マガジンサイズが100から150に増加
- PvEでのダメージを15%増加
- 大口径弾がアーマー貫通弾に置換
- 15/21.2の基本/精密ダメージへ変更(以前は13.21/21.14)
- 射撃中に弾薬を拾わなくても自動的にリロードするようになる
- グラビトン・ランス
- PvEでのダメージが30%増加
- サンショット
- マガジンサイズが12に増加
- ビジランス・ウィング
- PvEでのダメージが25%増加
- クリムゾン
- 19/30.5の基本/精密ダメージへ変更(以前は13.76/24.75)
- 武器が意図していたよりも高確率でひるみを発生させてしまう問題を修正
- マーシレス
- 照準補佐設定の欠如を修正
- 切り札
- メメント・モリのダメージボーナスがダメージ減衰の影響を受けるようになる
- ルミナ
- ノーブルラウンドが味方に対して正しくバフを適用するようになる
- コロニー
- 「コロニー奉仕」が自動ロードホルスターとして機能する
パーク
- サブシステンス
- このパークが予備弾薬数に与える影響を減少
- 跳飛弾
- ダメージ減衰に対する隠しボーナスを削除
- スワッシュバックラー
- 球電光でキルに成功すると、パークが起動するようになる
- 墓荒らし
- 範囲効果の近接スキルでキルに成功すると、パークが起動するようになる(例: 球電光、爆破ナイフ)
- ワン・ツー・パンチ
- ワン・ツー・パンチとクロスカウンター(ライアーハンドシェイク)の累積効果を減少
- 例: 「影の砦」開始以降、ワン・ツー・パンチとライアーハンドシェイクのコンボで3秒以内にリベンを倒すことはできなくなります。ですがいずれは、他の組み合わせで試して、実際に上手くいってしまうプレイヤーが現れることを予見しています…
「影の砦」のリリースまで、今週のBungieはまだ数回残されているので、そこでブラックアーマリーや不具合の修正など、様々なトピックに関連するパッチノートを確認していきたいと思います。どうぞお見逃しなく!
天誅: そうそう、あともうひとつ...
最近配布されたDestiny 2更新2.5.2.2で、要望の多かった天誅と報酬関連の修正を行いました。来週、プレイヤーとプレイヤーの求める報酬の間にあるギャップを埋めるために、さらにもう1つ追加で変更を加えます。
9月17日に、天誅からマイナス効果を及ぼす戦闘条件が全て削除されます。天誅では、ブローラーとグレネーダーと重量級を毎日ローテーションしながら、今後も週間シンジに重点を置いていく予定です。この変更は、天誅のやりこみ要素を改善することを目的としており、価値の高い戦利品を手に入れるために、今まで以上にプレイヤーがマッチメイキングを利用するようになるはずです。特定の戦闘条件が厳しすぎるというプレイヤーの皆さんからのフィードバックも今回の修正で解決できると考えています(あなたのことはしっかりと見ていますよ、ブラックアウト・ダークブレード)。
放浪者のシーズンで欲しい武器がなかなか手に入らなかった場合は、今度こそ手に入れましょう。
次から次に
更新2.5.2.2が間もなく配布され、現在は更新2.5.2.3の準備を進めています。ガイドブックは既にDestinyプレイヤーサポートチームが用意したので、皆さんは予定されているダウンロードの準備を進めておいてください。
今週の報告は以下のとおりです。
Destiny 2臨時修正2.5.2.3来週、Destiny 2臨時修正2.5.2.3のプレイが可能になります。この臨時修正は、一部のプレイヤーがクロスセーブを使用できなかった問題を解決し、天誅からマイナス効果を及ぼす戦闘条件を削除することを目的としています。修正の反映時間については、@BungieHelpをフォローするか、help.bungie.netのサポート情報をご確認ください。リマインダー: SteamリンクとPC移行これから数週間は繰り返しお伝えしますが、PCプレイヤーは10月2日のSteamへの移行に備えて、SteamアカウントとBungie.netのプロフィールをリンクしてください。10月2日以降、SteamとBungie.netのプロフィールをリンクさせた既存PCプレイヤーは、自動的にSteamの環境へと移行することになります。ガーディアン、ゲームライセンス、シルバーを誤って失わないよう、PCプレイヤーは必ず正しいSteamアカウントをBungie.netプロフィールにリンクさせてください。リマインダー: Battle.net上でのDestiny 2およびシルバー購入また、Destiny 2のゲームコンテンツとシルバーは、今後Battle.netショップから購入できなくなるということも、今後数週間にわたり繰り返しお知らせしていきます。既存PCプレイヤーは、10月2日にDestiny 2がSteamに移行するまで、引き続きBattle.net上でプレイすることができます。それと同時に、「新たな光」と「影の砦」もローンチされるので、新規プレイヤーも奮ってご参加ください。加えて、既存のPCプレイヤーは、Steamに購入したシルバーを反映させるには、10月2日までにBattle.netのDestiny 2にログインし、購入したシルバーを請求しなければなりません。
火星でハスキーな出来事を目撃
模倣とは最大の賛辞である。一部のDestiny古参プレイヤーにとって、ハスキーレイドは一世を風靡したコンテンツで、これを切っ掛けにDestinyの各ロケーションを舞台とした素晴らしいミュージックビデオが作成されるようになりました。この影響を受けて、タイタンのメタンの海からイオの岩の大地まで、自分の好きな曲に合わせてダンスを踊ったプレイヤーも少なくありません。今週、惜しくも優勝を逃した作品はそのオマージュであり、1秒たりとも目が離せない内容となっています。
過去2年間のDestiny 2の素晴らしい実績の数々とキラーチューンのおかげもあり、今週の動画の優勝者はかなりの僅差での勝利となりました。3年目を迎える前に、これらの作品のおかげで素晴らしい思い出が蘇ってくるはずです。
今週の動画: 宇宙のプリンス
特別賞: コミュニティ週間中に火星での異変を目撃
今週、Destinyは5周年を迎えました。皆さんが(おそらく)私に注目している間に、ちょっとした昔話をしたいと思います。5年前、私はBungieコミュニティのごく普通のメンバーの1人でした。私はその頃サンディエゴの小売店で働いており、真夜中までゲームをプレイしながら、コミュニティで楽しい時間を過ごしていました。建築学やグラフィックデザインなど、私にも少なからず目標はありましたが、何か実際に行動に移しているというわけではありませんでした。Destiny発売前の夏、Destinyに実装されるPvP「クルーシブル」をE3で発表するので、その手伝いをしてみないかとDeeJからメールで連絡がありました。E3に行き、新しいものを求める大衆に囲まれながら、新作ゲームを発売前にプレイする。それはまさにゲーマーにとって夢のような出来事でした。今こうやって光栄にも一緒に働くことができている素晴らしい仲間たちと出会えただけでなく、Bungieコミュニティの異なる分野で活動しているさまざまな人とも知り合うことができました。
その数日後、私はCozmoと呼ばれる非常に背の高い男性を紹介されました。彼にはユーモアがあり、少し変わり者で、特に理由もなく私に何かを投げつけてきそうなタイプに見えました。そういったことを含めて、私は彼のことを非常に魅力的な人物だと感じました。彼はDestinyの開発状況をフォローするためだけに、新しいsubredditを作成しました。その大部分が推測の域を出ないものでしたが、既に小さなコミュニティへと成長していました。まだまだ話したいことはたくさんありますが、それが現在まで続く素晴らしい友情の始まりとなったのです。Destinyは常にそういった環境に恵まれており、運さえあれば貴重な友情関係を築くことができるのです。その日の内に、しかも実際に仕事が始まる前に、同僚のコミュニティマネージャーにふさわしい役割を見つけることができたのは本当に幸運でした。
ゲームが人生を変えてくれたさまざまストーリーをシェアしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。私たちがこのコミュニティを愛してやまない理由の1つであり、協力していただいている皆さんには心から感謝しています。5年目を迎え、私たちは間もなく次の一歩を踏み出すことになります。2回の今週のBungieと1回の週末が、私たちと「影の砦」の間に立ちはだかっています。指折り数えてその日を待つのもいいかもしれません。
それではまた。
Dmg04