2024年末の開発者からの最新情報
2024年12月月11日 - Destiny 2 Dev Team
『Destiny 2』アシスタントゲームディレクターのロビー・スティーブンスです。ここ数か月の間、開発者の裏話の深掘り記事(リンク)やライブストリームを通じて、『Destiny 2』の今後の展望について詳細をお伝えしてきました。現在は「コードネーム: フロンティア」への道を切り開くべく、開発チーム一丸となって懸命に取り組んでいます。
「コードネーム: アポロ」ではコンテンツの充実を目指し、ノンリニアなストーリーミッションやメトロイドヴァニア的なゲームプレイ体験の洗練、世界を構成する細かなディテールの開発、そして新たなフロンティアを旅する中で出会うことになる数々のクエストの練り込みに注力しています。
『Destiny』の新たな支柱となるコアゲームのポータル、アクティビティ、戦闘条件、次世代の装備が登場します。毎週プレイテストを重ねるとともに、これから数か月間のうちには複数回のサミットも計画しており、コミュニティのメンバーから貴重なフィードバックをもらいながら、より一層磨きをかけていく予定です。
さらに、ゲームプレイスペシャリストの採用も行っています。コミュニティ出身となるスペシャリストは、開発チームとともに新しいコアゲームの進行システムとゲームプレイシステム、そして「コードネーム: アポロ」のストーリーミッションとポストゲームのプレイテストに参加することになります。こうしたスペシャリストには、熱心なプレイヤーならではの視点をもたらしてくれることを期待しています。
今後しばらくは「コードネーム: フロンティア」に関する情報の発信を控えさせていただきます。プレイテストやフィードバックの収集を重ね、さらなる開発を進めてから、改めて詳細をお伝えしたいと思います。
変革
『Destiny』はこれまでも、コミュニティからのフィードバックやプレイヤーの期待に応えて変革を繰り返してきました。しかし、私たちの目指すところは変わりません。それは、友情の輪を広げる世界を構築し、人の心に深く刻まれるような素晴らしいゲーム体験を創造することです。
私たちはエピソードの導入に伴い、それまでの常識にとらわれない新たな試みをいくつか始めました。その中には、「べスパーの宿主」迷宮レースのように、コミュニティから好意的な反響を得られたものもあります。難易度とプレイ時間の絶妙なバランスを見つけ、この迷宮を競合モードのレイドに匹敵する水準まで引き上げることができました。2月に始まる「異端」で次のレースを見るのが待ちきれません。
その他の変更は険しい滑り出しとなりました。武器作成システムによって、ランダムな武器を獲得する喜びや、いかなるドロップも重要だという感覚が失われてしまったので、強化可能な武器を導入しました。亡霊のトニックは、武器作成の代わりとなる戦利品の入手手段として、装備を追求するための新しい方法をもたらすことを意図していました。しかし、トニックの効果時間が短かったり、有効なトニックからの武器獲得が確約されていなかったりした点は失敗だったと思っています。そこで、12月18日に予定されている一連のバグ修正に加え、トニックの持続時間を延ばし、より良い報酬を得られるようにするための変更を検討しているところです(今後のパッチノートにご期待ください!)。また、こうした変更によって保管庫が圧迫されている状況も把握しており、「コードネーム: フロンティア」の年の後半には保管庫の圧迫を緩和するための長期的な変更を行うことを予定して、現在準備を進めているところです。
シーズン武器を求める声に応えて、「異端」では短期的ながら異端武器と名付けられた新しいタイプのシーズン武器を開発しました。詳しくは「異端」が近づくにつれ明らかになりますが、これらの武器を一度手に入れれば、一見の価値があることはおわかりいただけると思います。これらの変更は、「コードネーム: フロンティア」で武器の探求をさらに深化させるという長期的な計画を進めるための足がかりとなるものです。
エピソードでは、幕を軸とした新しいコンテンツ周期が採用されました。新しいアクティビティや戦利品、クエストが一定の周期で展開される一方で、この変更によってエピソード終盤にはゲームが間延びしてしまう問題が生じました。そこで、「亡霊」の最後の数週間には「リベンの望み」のようなスペシャルクエストが用意され、クエストを完了することで新しい報酬や欲しい報酬のリストの中から好きなものを選べるようになります。
さらに、「亡霊」のコンテンツ展開方法に関するフィードバックを受けて、「異端」では、幕の初日にすべてのコンテンツをリリースしつつ、エピソードを通して再プレイする意義を持たせるという、より良いバランスを目指しました。アクティビティコンテンツの大部分は幕の初日からプレイ可能となり、それ以降の週はストーリーに基づいてコンテンツを追加または進化させるというアプローチを取っています。また、エピソードの後半にゲームが停滞してしまうことがないよう、幕の展開スケジュールについても見直しました。エピソード形式で進行するのは「異端」が最後となります。開発チームは、エピソードを通して進化し、ドレッドノートに隠された重大な秘密に迫る新たなアクティビティを生み出すために、大きく舵を切りました。
焦点の拡大
「亡霊」の最後の幕が近づき、そこではドラキュラの城を彷彿とさせる要塞に潜入することになります。ここで、「残響」と「亡霊」のストーリーにまつわるフィードバックや、目撃者亡き後の世界における目的と意味について、少し考えてみたいと思います。最初の2つのエピソードにはしっかりとした焦点がありました。マヤ・サンダレシュと指令の残響を侮れない存在として確立することです。そしてフィクルルが、ガーディアンと、彼が「父」と慕っていた存在との最後の対決のために不死の軍勢を作り出す力を持って再び姿を現しました。私たちは「最終形態」では描ききれなかった、光と暗黒の物語にまつわるプロットを完成させるべく、ケル王、ハイヴのきょうだい、目撃者の死が世界に与えた影響などを取り上げました。納得感のある結末を最優先に描くことで、来るべき物語で大胆かつ新たなストーリーを展開するための道を開きたいと考えたためです。
「異端」ではストーリーの焦点を広げ、ハイヴの神々と、宇宙を形作る古代の不気味な力を描いています。そこで起こる出来事は光と暗黒の物語を締めくくるとともに、次の物語におけるガーディアンの使命が見え始める「コードネーム: アポロ」への序章となっています。
新しいフロンティア
私事ですが、この11月でBungieに入社して9年目を迎えました。過去10年の間、Bungie、そして『Destiny』にはたくさんの変化がありました。その一方で変わらないこともあります。それは、プレイヤーコミュニティと開発チームのこの唯一無二の宇宙劇に対するコミットメントと献身、そして10年前には想像もできなかった未来へと『Destiny』を導いていこうとする私たちの熱意です。『Destiny』10周年の節目にこのゲームに変革をもたらし、何百万という人が慣れ親しんでいるこの世界の終わりなき伝説を受け継いでいくことは、まさに意義深いことだと思います。
ガーディアンの皆さんに心から感謝しています。皆さんが『Destiny』に情熱と献身を注いでくださるからこそ、私たちは新たなフロンティアへの道を切り開くことができるのです。