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BungieのギャラルホルンがNERFによっていかに実体化したか

『Destiny』の世界を思い浮かべると、美麗なグラフィックや没入できるストーリー、宇宙魔法、ファッションのテイストなど、ゲーム内に存在する物が多いのではないでしょうか。ゲーム内世界の外に存在しうる物について考えることは、どちらかといえば少ないかもしれません。玩具、書籍、Tシャツといった実物コレクターズアイテムが存在するのは、Bungieのコンシューマープロダクツ・チームのお陰です。 

私達は、このBungieが提供できるリアル世界のグッズを生み出す有能集団、Bungieコンシューマープロダクツ・チームの皆さんにいろいろと話を聞くことができました。同チームは、私達にとっても手に入れたいゲームグッズのアイデア創出、デザイン、調達、収集、そして発売を担当しています。 

本日は多くのDestinyプレイヤーにとって思い出深いであろうプロジェクト――「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」について、特別にあれこれ訊いてみました。BungieとNERFが愛をこめて作り上げたこのグッズについて、まずはその成り立ちから尋ねていきます。 

Bungie×NERF 

ケイティ・レノックス (Bungieコンシューマープロダクツ・ディレクター):私はBungieで7年間働いてきましたが、その最初期から上層部も、同僚も、Bungieチームの大部分もNERFブラスターが欲しいと言っていて、「DestinyのNERFブラスターとかあったらいいよね」という話が出ていたんです。なので、構想としてはずっと前からありました!  

ですがパートナーシップだと、これほどハイレベルな企画の開始にはどうしても時間が掛かります。適切なタイミングと、そのあとで何が起きるかという把握が必要になるのです。そんな時、ファン人気が高く、シリーズで最も象徴的な武器の1つである「ギャラルホルン」が、2021年12月に『Destiny 2』 30周年コンテンツパックの一環で再登場することとなり、私達は「これこそが求めていたタイミングだ」と頷き合いました。そこでPete Bognannoさん(NERFグローバルブランド開発&マーケティング・ディレクター)とお話をさせていただいて、それからアイデアが徐々に形になっていきました。


 
ネイト・パースウェル (グローバルブランド開発&マーケティング・マネージャー):NERF側からちょっと付け加えさせていただくと、『Destiny』には膨大な種類の装備が存在します。そのことに当社のデザイナーやエンジニアは常に驚かされ、心から尊敬しています。私達は2020年を皮切りに、大型ファンコミュニティ向けに他では手に入らないようなアイテムをピックアップする製品シリーズ「NERF LMTDブラスター」を発表しました。この登場で、突如『Destiny』をお迎えできる舞台が揃った、というわけなんです。実際、NERF LMTDシリーズで最初に取り扱った作品の1つが『Destiny』でした。まさにパーフェクトにハマったコラボだったので、この素晴らしいアイテムを初めてお客様の手にお届けできることに私達もワクワクしています。このプロジェクトには我々NERFもBungieの方々も、多大な情熱を注ぎ込んできました。私達の生み出したものが、ファンの皆様の思い描く「ギャラルホルン」そのものであれば良いと思っています。 

「ファンの思い描くギャラルホルン」、と言いますと?それから、一体どうやってゲームにある武器をNERFブラスターに落とし込んだのでしょうか?結構重かったりするのではありませんか?(こちら側の歴史家に確認してみたのですが、クラックスとロマーはそのことについて明記しておらず、結局実物がどれくらい重いのか分かりませんでした。ガーディアンがすごく強い、ということでよろしくお願いします。)

ジャスティン・サッコーン (シニア・プロジェクトエンジニア):私達は全員『Destiny』の世界にとても入れ込んでいて、ゲームもプレイしています。「ギャラルホルン」を立体化するという話はとても面白そうで、この機会を見逃すなんてことはとても出来ませんでした。  

打ち合わせを進めていく内に、ギャラルホルンを今まで以上に詳しく見ていくようになりました。ゲーム内の映像を見直してアニメーション、寸法、サイズ感を参考にし、これらのゲーム内から得た情報を元に、どのように解釈し、商品化すべきか、と考えていきました。このプロセスの第一歩が、ギャラルホルンの本質を捉えるにはどうしたら良いかという点でした。そのままのコピーを作ったところで持ちづらいし、大きすぎるし、重すぎますからね。私達は美しく、ギャラルホルン「らしく」、しかも実際に機能するおもちゃとして商品を作る必要がありました。あくまでNERFブラスターなわけですから、その2つの要素をいかに組み合わせるかをとにかく頑張りました。私達の大好きな作業です。  

ティム・ヘルナンデス (Bungieシニア・アーティスト):NERFの皆さんはすごい物を作ってくれました!私は資料をまとめ、NERFチームと共有する意見を集める作業を担当していました。チームの皆さんは全員がプロフェッショナルで、自分自身の専門分野を深く理解しているので、フィードバックを提供するプロセスも本当に楽に進みました。私はNERFブラスターと共に育ち、この業界に入った人間なので、子供の頃に尊敬していた会社と一緒にお仕事ができることに感動しています。NERFチームの皆さんとお話しして、その情熱を間近で見ると、思わず子供の頃に戻ったかのような気持ちになります。この体験を他の人々のために形作る、その一端を担えた事はとてもワクワクしましたし、きっとこれからも忘れられない思い出になると思います。 



ジャスティン・サッコーン:最初に試作したギャラルホルンには、豪華なディテールも、ギャラルホルンらしさを生み出す装飾もありませんでした。まずはこれの持ち運びしやすさや、機能性を維持しながらサイズ感を捉えるにはどうしたらいいかなどを検討する必要があったので、まずは初期試作モデルを作りました。  

また、私達の作っている物がゲーム内ともちゃんと関連するようにする必要がありました。そこで行きついたのがウルフパック弾です。それこそがギャラルホルンの真髄とも言えますからね。そこでNERF MEGAダーツ用のケーシングを使ってみることにしました。ご存じない方にご説明しますと、一般的なNERFダーツよりも少し大きいサイズの弾がMEGAダーツです。このケーシングを使えば、一度に3発のMEGAダーツを発射でき、ウルフパック弾が標的に向かって渦を巻きながら飛んでいくような視覚的効果が得られます。『Destiny』内でのギャラルホルンの使い勝手と、クールで楽しい遊び方を現実で可能にするパーフェクトな組み合わせだと思いました。  

次に、リロードアニメーションを観察して、これがゲーム内でどのように機能するのかを見てみました。ゲーム内でのリロードを取り入れて、それと同じようにブラスターの上部カバー自体が前進して装填ベイを開き、アニメーションと同じように弾を込めたら、後ろに引き戻して3発のMEGAダーツを斉射できる。このような最高にかっこいい形にしたいと考えました。一度に複数のMEGAダーツを発射できる、簡単に装填可能なMEGAダーツ用ケーシングを設計するなんて、NERFでは初めての試みでした。 


ギャラルホルンのデザインにあたって  

これまでにギャラルホルン・ブラスターが「どのようにして作られたか」を一通り聞いてみましたが、今度はブラスターの配色が決まった経緯と、その理由を尋ねてみましょう。
 
デイビッド・ドアーン (プロダクトデザイナー):『Destiny』とのパートナーシップについて初めて知った時の会話がきっかけだったと思います。初期段階のアイデア出しを沢山していて、「全体的に黒と金だけど、玩具のブラスターにするにあたっては特定の制約があるね」という話になったんです。そこで考え込んで、本気でコラボをしたらどうなるかという前提で、どんな商品が出来上がるかを検討してみました。そして同ブランドの過去~現在の数多くの表現方法を踏まえて、Bungieのコンシューマープロダクツ班リードアーティストであるロレイン、Bungieのクリエイティブスタジオ班アートディレクターのギャレットと話し合いました。 

このブラスターを現実のものにできる記念すべきチャンスは一度きりだと理解していたので、ゲーム内のアセットには多少なりとも近い形にしたかったんです。そこで各部分の色を統一する方法を検討した結果、すっきりした見た目に落ち着きました。装飾部分はNERF特有のオレンジ色になり、それ以外のシルエットは白とグレーに統一しています。この出来栄えには私もとても満足しています。



ケイティ・レノックス:ロレイン・マクリースが、NERFさん側の装飾に関する提案をゲーム開発陣のクリエイティブ担当と共有して、ギャラルホルンらしさと独特のブランディングがしっかり維持されているかを確認してくれました。NERF特有のオレンジ色がありながらも、ギャラルホルンらしさがちゃんと反映されていること、そしてプレイヤー達にとってのギャラルホルンの本質を保つことを関係者全員の共通認識にできたのは、ロレインのお陰です。むしろ一貫性が増すように、さらにオレンジ色を入れさせたと思います。このクリエイティブな作品を一丸となって生み出せたのは、ひとえにロレインと彼女のチームのお陰というわけです! 

デイビッド・ドアーン:その通りだと思います。ロレインから、最初の提案以上にオレンジ色を加えて欲しいと言われた時、即座に「イエス」と答えました。 


パッケージ 

ジョン・オルソン (シニア・グラフィックデザイナー):NERF LMTD Destiny ギャラルホルン・ブラスターのパッケージ全体にもアーティファクトらしさを与えたいと考えていました。Bungieは歴史にオマージュをささげ、未来的ながらも古めかしいものをゲーム内で見事に活用しています。その面がこのプロジェクトでも上手く発揮されましたし、『Destiny』から数年間姿を消していたギャラルホルンが再登場したということも大いに気に入っています。他にも、ギャラルホルンならではのデザインとして、ブラスターにはとにかく精細でクールなディテールがふんだんにあしらわれています。この要素は可能な限り捉えたいと思いました。  

皆様にはお伝えしていなかったと思いますが、ジャスティンとデイビッドが『Destiny』の1年目以来の大ファンだという話に関連した話があります。実は私がNERFで初めて働き始めた頃に、Bungieからライセンスを取得してはどうかという企画を提出したことがあるんです。なのでギャラルホルンが製作されると知った時、私は「絶対に担当チームに入るぞ、力づくででも入るぞ」と覚悟を決めていました。そんな経緯もあって、今こうやってお話をしている次第です。今回はとても本格的なコラボが実現できたと思います。当初から皆さんにお見せできるような初期案が用意できましたし、どこまで凝るべきかという点でも、とても実のある打ち合わせが出来ました。  

最終的に、プレイヤーがいかにしてギャラルホルンを再び手に入れたのかというストーリーをさらに検討して、その経緯をパッケージで語るようにしました。これを手にしたファンの皆様が、色々な秘密をどう発見していくかということをとても楽しみにしていますし、YouTubeで開封動画が沢山見られたらいいなと思います。あと今回の箱は、今まででも特に大型のサイズになりました。長さなんて1メートル近いですし、本当に存在感のある巨大さです。  

   


スペンサー・ショアズ (Bungieシニア・グラフィックデザイナー):『Destiny』では色んな設定や歴史が複雑に絡まっているので、ファンの方々とグッズを作るのはいつも楽しい作業になります。NERFのチームからクリエイティブ面での提案がされると、その大部分が最初から速攻OKな出来の話なんです。私はロレインの補佐として、パッケージデザインのレビュー過程に初期から関わっていました。パッケージの初期案のスケッチを見ていただくと、最終的なデザインにかなり近いことが判ります。私達が共有した視点の大部分は画像やリソースの提供程度で、それもトラベラー関連のような細かな情報くらいでした。ですが一緒にお仕事をした印象ですと、NERFチームの方々は私達のやっている事を明確に理解されているんです。そのお陰で私の仕事も楽でしたし、その大半は色々な物事に目を通すだけで、進行中の事についてワクワクしていたらいつの間にか終わってしまった、という感じでした!あとはオーディエンスに伝えたい事、プレイヤーに伝えたい事についても意識共有を行いました。きっとこれは、『Destiny』のファンの方なら実感していただけると思います。プレイヤーによるプレイヤーのための詳細な情報が沢山提示されているんです。これによって、箱の開封時に一定の奥深さが得られますし、初めて箱を手に入れた時からブラスター本体を手にした時に至るまで、『Destiny 1』~『Destiny 2』のコンテンツとコンテキストを感じることができます。 
 
ネイト・パースウェル:「プレイヤーによるプレイヤーのため」は良いですね。まさにスペンサーの言った通りだと思います。モデルを持って、写真撮影のために100ヤード先の撮影スタジオへ向かう途中も、今まで話したことの無い同僚の近くを通るたびに、「私達、ギャラルホルン作ってるんですか!?」と言われて足を止める羽目になったりしたくらいです。これに携わることができてとても良かったです。  
 
クリス・ハウザーマン (Bungieプロダクト開発マネージャー):私も、実はNERFの大ファンでして。自宅にはNERFブラスターが20丁以上はあるはずです。息子とは、生まれた時からずっとブラスターで一緒に遊んできましたし、息子もブラスターを熱心に集めています。私の大好きなNERFの製品に携わっている方々との仕事と、自分が日々携わっている大好きな『Destiny』の仕事を両方一緒にできるなんて、本当に夢が叶ったかようです。皆さんと毎週のようにコラボレーションをして、さらには私を含むプレイヤーの夢を、実際に触れることができて、毎日楽しめるものとして具現化する。このような夢を実現して、ファンの皆さんに喜びをお届けすること自体が宝物なんです。これこそが、私達がこうした企画を行う理由です。 


「Bungieの報酬」について 

そうですね、それこそが私達の原動力です。個人的には、ゲームのグッズとしては、あらゆる物を含めても史上最もクールなんじゃないかなと思います。それにパッケージもとにかく最高です[満足を示す仕草]。

さて、そろそろ教えていただきたいんですが、「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」が欲しい人は、どうやって手に入れたらいいんでしょうか?



アリー・アイベラー (Bungieアソシエイトプロダクト開発マネージャー):すでにご存じのプレイヤーの方も多いと思いますが、「Bungieの報酬」プログラムでは『Destiny 2』で「レイドを完了する」、「ギャラルホルンを入手する」といった特定のタスクを達成することで、Bungieストア内のアイテムが購入可能になります。「今回のこれは、Bungieの報酬となる物の中で一番なのでは?」と、思わず感じてしまうものでした。2022年7月7日(米国時間)に開催される「Bungieの日」にブラスターを先行予約するには、まずはゲーム内で入手しなければならないという面白いシステムなんです。つまり「Bungieの報酬」にブラスターを紐づけることで、実際に努力して初めて入手可能になりますし、初期から遊んでいた方は、「ギャラルホルンが復活した!これから強欲の支配に挑んでやる!シュールの期待を裏切って、ブラスターを手に入れ、実物のグッズも手に入れるんだ!」となったりするのではないでしょうか。心から楽しみにしていて、去年からずっと待ちわびていた皆さんが「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」を入手する方法としては、最高の形ですよね。 

クリス・グルセルスキー (Bungieシニア・Eコマースオペレーションズマネージャー):私も同感です!お気に入りのエキゾチックの1つを、今回のNERFコラボで立体化できるなんて最高です。もっとも、私のナンバー1はファイティング・ライオンですけどね。それでも息子2人と「強欲の支配」をクリアした記念に、我が家用にブラスターを3丁購入しようと決めていました。裏庭で私達の冒険を再現できることになりそうです。Bungieストアでは、今年の「Bungieの日」のイベントに向けて何カ月も前から準備を進めています。このBungieの日というのは、Bungieコミュニティのファンの皆様とお祝いする日のことですが、『Destiny』とNERFのファンに限定商品をお届けするなら、これ以上のタイミングはありません。  

ステファニー・ハットフィールド (Bungie Eコマーススペシャリスト):ようやくですね!ブラスターを手にして「ギャラルホルー---ン!」って叫ぶのが待ち遠しいです!今回の発売についてのヒントは数か月前から伝えていましたけど、実際は1年前から進められていた企画なんです。製品として発売される事ももちろんですが、やっぱり「Bungieの報酬」のお客様である皆さんにこの体験をお届けできるのが嬉しいですね!バーチャル待機ルームでは、この「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」に関する特別公開の情報や写真、そして実現するまでの道筋をお届けする予定です。  

エリック・ニューガード (Bungieマルチメディアアーティスト):現実と言えば、マーケティング動画に関する作業の最中に、試作品に実際に触れることが出来たのも嬉しかったです。コンセプトや写真と比べると本物のブラスターは別次元の存在で、全員がそのサイズとディテールに唖然としていたのを覚えています。コンシューマープロダクツ班の皆さんとNERFの方々は、見事にアイデアを実現されたと思いますし、ファンの皆様も大いに喜んでいただけると思います。 




2022年7月8日・午前2時(日本時間)から「Bungieの報酬」にて、本製品を先行予約していただける早期アクセス期間が設けられます。

「Destiny 2」Bungie 30周年記念パックに含まれるクエストを完了して、ロケットランチャー「ギャラルホルン」を2022年7月7日より前に入手したプレイヤーは、予約注文への早期アクセスが可能となります。該当するプレイヤーの方が早期予約期間中に購入するには、前もって「Bungieの報酬」と「Bungieストア」に登録しておく必要があります。

「Bungieの報酬」に登録する方法については、ヘルプセンターを確認してください。

「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」の詳細はストアページでご覧いただけます。

残りの個数は早期アクセス後に全員がご注文いただけますが、数に限りがございます。また本製品の特性上、北米、EU、オーストラリア、英国以外の地域への配送が限定される可能性があります。予めご了承ください。

画像は試作品です。製品版とは異なる場合があります。



フェイゼル・クラックスは、トワイライトギャップの戦いに身を投じたガーディアンたちへの贈り物として、散っていった何千というガーディアンのアーマーから「ギャラルホルン」を作り出しました。「NERF LMTD Destinyギャラルホルン・ブラスター」の物語は、幸いにもゲーム内で数千人のガーディアンが倒されることなく終わりを迎え、現実世界のガーディアンたちと共にこれを持ち帰ることができそうです。

ガーディアンの皆さん、ありがとうございます。

*ハイタッチ*

Sam 
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