今週のBUNGIE – 2020年2月27日

2020年2月月27日 - Cozmo_BNG

Bungieでは今週、試練が再びメニューに掲載されました。 

興奮しっぱなしの1週間でした。新しいライトハウス構築に貢献し、来シーズンにオシリスの試練を復活させるべく、皆さんは団結して大量のフラクタリンを寄付してくれました。最終ステージクリア後には、プロジェクトの完成形がお披露目され、ビーコンが灯されました。その合図を受け、私たちはここしばらく出回っていた噂を裏付ける開発者の裏話動画を公開しました。



動画に続いて、ルーク・スミスが新しいディレクターズカットを公開しました。シーズン観、永遠に続く武器によって引き起こされるゲームの持続性に関する問題など、いつくかのトピックを取り上げています。昨年公開した3部構成の壮大なディレクターズカットと同じく、皆さんにとって重要な情報がたくさん盛り込まれています。 


サブクラスの変更

オシリスの試練復活と新シーズン開幕と共に、ガーディアンのスキルにいくつか変更を加える予定です。詳しくは開発チームからご説明します。 

開発チーム: ガーディアンの皆さん、こんにちは。試練復活に備えて、戦闘システム担当チームは一生懸命Destiny 2の準備を進めてきました。サンドボックスのスキルに大きな変更をいくつも加えました。それらの変更点についてパッチノートで全てをお伝えするのではなく、まずここで私たちの意思決定プロセスを皆さんに知っていただければと思います。

話に入る前に、この場を借りてBungieのデータ・サイエンティストたちに感謝を述べたいと思います。彼らは、クルーシブルの各ゲームモードの各サブクラスの勝利率から、各PvEアクティビティの各プラットフォームの各武器の1分あたりのキル数まで、貴重なデータを山ほど提供してくれます。ゲームのバランスを調整する際に十分な情報に基づいた決断を下すことができるのは、このデータがあってこそです。スキル、武器、およびアーマーの力を、主観的ではなく客観的に見ることができるようになります。ですが、データが全てというわけではありません。主観的に感じる力とコミュニティの意見も、確かなデータと同じくらい重要だと考えています。試練の復活にあたって、PvPとPvEの両方で楽しく公平なサンドボックスを維持することに全力を注ぎ、全ゲームモードのデータを考慮した上で調整を行いました。 

ウォーロックの近接スキル

ウォーロックは、タイタンやハンターに比べて近接攻撃後のスキル回復に時間がかかるため、長い間近接戦では不利な立場にありました。そこで、来シーズンは、ウォーロックの近接攻撃の基礎範囲を1m拡大し、合計5.5mに変更します。ウォーロックの近接スキル回復時間は依然として他のクラスよりは長くかかるものの、攻撃範囲では1mのアドバンテージを得たことになります。このアドバンテージを上手く利用して接近戦で先に近接攻撃を仕掛けることができれば、勝利が見えてくるでしょう。近接攻撃を全て均質化するよりも、近接スキルの格差を埋めるほうがより面白い解決策ではないでしょうか。バランスが取れていることを確認するために、変更適用後もデータを集めて検証を続けます。

タイタンのバリケード

タイタンのバリケードは、倒れた仲間を安全に蘇生することができるため、オシリスの試練では非常に強力なスキルとなります。来シーズン、バリケードの体力を500hpから600hpに引き上げますが、同時にバリケード対策も用意します。バリケードは特殊ウェポン弾使用武器、アンチバリア武器、特定のパワーウェポンからより多くのダメージを受けるようになります。この変更により、バリケードがより強固になる一方で、対戦相手であるプレイヤーは特殊ウェポン弾を使用することでバリケードをより迅速に破壊することが可能となります。

以下の武器は、バリケードに対するダメージが30%増加します。
  • スナイパーライフル
  • グレネードランチャー
  • リニア・フュージョンライフル
  • マシンガン
  • トレースライフル
  • アンチバリア武器
以下の武器は、バリケードに対するダメージが60%増加します。
  • ショットガン
  • フュージョンライフル
バリケード対策武器で攻撃すると、ダメージ値が黄色で表示されます。黄色のダメージが表示されるとスカッとしますよね。

ワンショットスキル

暁旦のシーズンでハンターの加重ナイフが導入されたことで、PvPで敵をワンショットキルできるスキルが全クラスに与えられました。全てのワンショットスキルをテストし、リスク対報酬率を調整しました。文字にするとやりすぎに見えるかもしれませんが、これらのスキルの全体的な感触は損なわれてはいないということを先に強調しておきます。 

タイタンの3つのショルダーチャージスキルに関して、自動照準角度を50%狭めました。かなり大幅に狭めたように思われるかもしれませんが、アクロバティックなタイタンは自動照準によって突然90度回転して攻撃を繰り出すことができたのです。突進範囲に標的が存在するか否かに関わらず、突進距離も5.5mに調整しました。以前は、突進範囲に標的がいる場合は6m、いない場合は4.5mでした。この変更により、より一貫性のある突進体験が期待できます。

ハンターの加重ナイフについて、軌道修正機能を大幅に削減し、ナイフを投げた時の初動により忠実な軌道を描く新しい軌道修正技術を作成しました。

ウォーロックの小型スーパーノヴァについて、他のワンショットスキルとレベルを合わせるために多くの変更を加えました。小型スーパーノヴァの強みは、エキゾチックガントレット「コントラバース・ホールド」(こちらも今シーズン調整が入ります)との組み合わせにありますが、「コントラバース・ホールド」がなかったとしても小型スーパーノヴァには調整が必要であることがデータによって判明しました。変更点は以下のとおりです。
  • 発動時間を0.6秒延長
  • 保持時間を3.5秒から2.5秒に短縮
  • 射程距離を20%短縮
  • 弾丸の水平方向拡散角度を25%縮小
  • 弾丸が自己ダメージを与えるように変更
  • 爆発直径を3mから2.5mに縮小
プレイテストの結果、これらの変更を加えても依然として非常に強力なスキルのままですが、そのパワーに見合ったリスク対報酬比率になりました。(変更後も、このスキルは相変わらずPvPで複数の対戦相手を一気に蒸発させます。)ですがいい面もあります――弾丸の拡散角度を狭めることで、遠くの標的に対してより集中的なダメージを与えられ、スーパースキルに対する効率も向上します。この変更と釣り合いを取るため、ノヴァワープのスーパースキルを含め、ボイドウォーカーのミドルパスの要素を強化しました。これにより、ダメージ耐性が向上し、持続時間が長くなり、ダッシュのコストが削減されました。

サブクラス全般の調整

ゲームプレイのバランス強化のため、いくつかのサブクラスパスに変更を加えました。例えば、ストームマスター(トップ)、ストライカー(ボトム)、アークストライダー(ボトム)は、幾シーズンにもわたってPvPを支配し、勝率と平均効率の両方の面で他のパスに対し一貫して優位に立ってきました。これらのパスは、1分あたりのキル数でもPvEで上位にランクしています。平均に近づけるため、これらのパス(それ以外のパスも)を調整しました。反対に、ボイドウォーカー(ボトム)、ナイトクローラー(ボトム)、ストライカー(ミドル)などのパスには改善が必要だったため、強化の策を講じました。

誰もが気に入っているスキル、武器、アーマーを、喜んで弱体化させているわけでは決してないということをご理解ください。ゲームのバランスと新鮮さを維持するためには、パフォーマンスの低い要素を強化することが正解であればいいのに、と私たちも思います。しかし、そのような方法はパワークリープ(ゲーム内の全ての平均パワーがゆっくりと着実に増加する現象)に繋がってしまいます。そうなると、Bungieの他のチームが懸命に作り上げた素晴らしいゲームモードと戦闘がつまらないものになってしまうのです。結局のところ、私たち自身も家に帰ればDestinyのプレイヤーです。そしてこのゲームにはできるだけ楽しく健全であってほしいと願っています。

私たちからは以上です。これらの変更については、3月初旬に公開されるパッチノートでさらに詳しくご説明します。 

ああ、忘れるところでした… ハンターのトリップマインがまたプレイヤーにくっつくようになりますよ。ガーディアンの皆さん、お楽しみに。

お約束したとおり、今説明した内容を含むパッチノートを新シーズン開始時に公開します。ゲームがどのように変化するか、より具体的なイメージを持っていただけると思います。今日のところは、変更内容の予告版をお届けしました。


Twitch Prime報酬


今週、新たなTwitch Prime報酬が公開されます。既に登録済みの場合は、アマンダ・ホリデイから新しいアイテムを受け取ることができます。未登録の場合は、Bungie.netアカウントをリンクすることで登録が可能です。今月アマンダが用意している報酬がこちら。
  • 家禽をなでる - エキゾチック感情表現
  • プラクシックファイナリー - エキゾチックスパロー
  • オシリスの帆 - エキゾチックの船
  • 新時代のシェル - レジェンダリーゴーストのシェル



クールな乗り物を手に入れ、羽の生えた友をかわいがってあげましょう。来月もまた新しいTwitch Prime報酬セットが登場するのでお見逃しなく!


フラクタリン市場の盛況



シーズンの終わり

エンピリアンの基礎が復元され、「救世主」の印を獲得できる最後の勝利の道のりが解除されました。この印を完了したプレイヤーは、3月11日の暁旦のシーズン終了時に消失してしまう前に獲得・装備してください。

さらに、Bungieの報酬ページから暁旦のシーズンの報酬コードを利用できるのは3月14日午前1時59分(日本時間)までです。購入期限は4月1日午後3時59分となります。

最後に、プレイヤーサポートチームは名士のシーズンへの移行と共に消え去るクエスト、アイテム、勝利の道のりについて、シーズン閉幕の記事を作成中です。

フラクタリン市場の取引時間終了間際

コミュニティより、エンピリアンの基礎にはいつまで寄付できるかという疑問が寄せられました。偏光フラクタリンは、3月11日のシーズン終了まで寄付することができます。

近日修正予定の問題

以下は、3月11日の名士のシーズンと更新2.8.0のリリース時に修正される問題のリストです。

  • タワーへの移動読み込み時間が通常に戻ります。
  • バフ「プライム・アチューンメント」について、過去のキャラクターを削除すると新しいキャラクターに再び表示されます。
  • 伝説「鳩と不死鳥」について、伝承を獲得済みだった場合はアクセスできるようになります。後から「バスティオン」を取得したプレイヤーにも、「鳩とフェニックス」の全ての伝承が付与されます。
  • テスからの夏季の宴の贈り物に関する空白メッセージは表示されなくなります。

Destiny 2の重大な問題に関する詳細情報は、既知の問題記事でご確認ください。他の問題に遭遇した場合は、#ヘルプフォーラムに報告してください。


携帯はマナーモードに


さて、今週の動画の時間がやってまいりました。コミュニティはいつも素晴らしい作品を作ってくれます。その動画作品の中から厳選したものをこのコーナーでお届けしています。「今週の動画」または「特別賞」に選ばれた方には、周りに自慢できるカッコいいエンブレムをお贈りします。ではさっそく見ていきましょう。 

今週の動画: 狐!


特別賞: 不運な星のもと生まれついたプレイヤーたち


素晴らしいですね。慌ただしい1週間となり皆さんにも多くの情報をお伝えしました。が、まだ終わりではありません。オシリスの試練についてはたくさんお話しましたが、一方で来シーズンPvEコンテンツが登場するのか気になっている人もいるでしょう。ルークも言っていたように今後さらなる情報をお届けする予定です。4Kでダウンロードできる来シーズンのアーティファクトのクールな画像もシェアしました。暗黒の手先と戦うのが好きなプレイヤーにとっては、やることが盛りだくさんです。 

来週には、名士のシーズンについて皆さんにもっと詳細を共有できるはずです。次のシーズンを迎えるまで、「今週のBungie」も残り1回です!

<3 Cozmo

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