『Marathon』の未来
2026年9月月24日 - Del Chafe III and Julia Nardin
皆さん、こんにちは。記事をご覧いただきありがとうございます。
リリース以来、私たちは皆さんからのフィードバックを確認し、『Marathon』が今後進むべき方向性について真剣に検討を重ねてきました。ゲームの理解が難しいと感じた新規プレイヤーの方々、今後の展望についてより明確な情報を求めていたベテランプレイヤーの方々、そして私たちが構築したものを楽しみつつもプレイし続けるための更なる動機を求めていたプレイヤーの方々から、様々な声をいただいています。
『Marathon』がどこに向かっているのかについて、私たちが継続的に情報発信していくことを皆さんが期待されているのは承知しております。本日は、開発チームが現在構築している内容と、2027年に向けた『Marathon』の進化を導くビジョンについて、詳しくお伝えしたいと思います。
私たちの今後の歩みは、10月の「夜の訪れ」更新から始まり、12月の「共生」で大幅に拡張され、そして3月の『Marathon』の進化によってさらなる大きな一歩を踏み出します。
- 10月:進捗システム、報酬、そしてライブ体験の更新。
- 12月:「共生」では、『Marathon』初となる常設PvE体験、拡張された外周、新しいシェル、改善されたオンボーディング(導入体験)、そしてソーシャルスペースが実装されます。
- 3月:これらの要素は、相互に連動するPvE・PvP・PvPvE体験、より深化した進捗システム、刷新されたクレードル、追加のストーリー要素、新たな敵、そして全く新しいゾーンの導入によって一つにまとまります。
また、JoshとPoriaによるBungieのアップデート情報「Bungieの新しい出発」をまだご覧になっていない(動画または記事)方は、ぜひチェックすることをおすすめします。以下にお伝えするのは、その大きな取り組みにおける『Marathon』に関わる部分です。
脱出の枠を超えた成長
『Marathon』は、勝者総取りの苛烈なPvPvE体験としてリリースされました。そのスリルを楽しんでいるプレイヤーのためにその魅力は維持しつつ、他のプレイヤーにもこの世界を体験してもらい、各自に合った難易度のチャレンジを見つけられる方法をさらに増やしたいと考えています。
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免責事項:上記の画像は、近日公開予定の「共生」CGトレーラーの静止画です。
仕事終わりに手軽でプレッシャーの少ない短時間のプレイを楽しみたい人もいます。クルーと一緒に一晩中じっくりプレイしたい人もいます。ビルドを試したい人、他のプレイヤーと直接競い合いたい人、高難度の挑戦を追い求めたい人、あるいは怪しい手がかりを追ってタウ・セティIVの遺跡の奥深くへと踏み込みたい人もいます。
『Marathon』は、それらすべての期待に応える必要があります。
「共生」から3月、そしてその先へと開発を進めるにあたり、私たちは3つの領域に注力しています。
さらに多彩になったプレイ方法
PvPvEは今後も『Marathon』の重要な要素であり続けますが、相互に連動するサバイバル体験群の一構成要素となります。
私たちは以下を目指して開発を進めています:
- 連動するPvE、PvP、PvPvE体験
- 様々な強度・コミットメントレベル
- ソロプレイヤーおよびクルー向けの選択肢
- よりゲームに入りやすく、仕組みを学びやすいアプローチ
- 協力、競争、そしてハイリスクなサバイバルを軸とした体験
より参入しやすい入口を用意することで、新規および復帰プレイヤーが『Marathon』のシステムを理解し、最もハイリスクな挑戦に挑む前に自信を深めることができるようになります。同時に、熟練プレイヤーにとっては、自らの実力を試し、より深いやり込み要素に挑む機会が増えることになります。
あなたのシェルのアーセナル(兵器庫)
プレイヤーは「ランナー」となり、死亡してもその意識を新しい「シェル」に再アップロードできるバイオサイバネティック傭兵としてプレイします。時間の経過とともに、自身の美意識やプレイスタイルを反映したシェルのコレクション(アーセナル)を構築していくことになります。

毎回のランを通じて成長し能力を高め、その瞬間に求められる最適な自分自身として戦場へ再出撃できるようビルドを研ぎ澄ますことで、適応していくスリルを実感していただけるはずです。ランナーと「クレードル」との関わり方を再検討し、各シェルの育成・能力・そしてアーセナル内での専門的な役割について、プレイヤーがより主導権を持てるようにしたいと考えています。
あなたを呑み込む世界
『Marathon』の本質は、人類が未知の世界へと踏み込んだとき、そしてその未知の存在が反撃してきたときに何が起こるかを描くことにあります。
タウ・セティIVはより異質で敵意に満ちた場所となり、初代『Marathon』三部作との繋がりもより強固なものになります。好奇心やリスクを伴う行動が報われる世界を目指し、何度もランを重ねることで世界観への理解が深まるストーリーを追加していきます。
それはまた、戦うべきエイリアンが増え、クルーと一緒に挑む印象深い遭遇戦が増えることも意味します。プフォールを撃ち倒さなければ『Marathon』ゲームとは言えません… たとえ彼らがファンの前に最後に姿を現して以来、独自の変容を遂げていたとしても。

私たちは、プレイヤー同士の連携が試されるような、より壮大で新たな敵を開発しています。巨大な敵と初めて対峙するときも、ランが失敗しかけて命からがら脱出するときも、タウ・セティIVでの体験が生きて無事脱出した後も友人同士で語り合えるようなものにしたいと考えています。
そして、タウ・セティIVにはまだまだ明かされていない秘密があります。ランナーをより深い未知へと誘う完全な新ゾーンを構築中ですが、そこに何が潜んでいるかはまた別の機会にお話しします。
10月:「夜の訪れ」更新
今月初め、私たちは厳格なシーズン制のリリース形式から脱却することを発表しました。これは、単にカレンダーのスケジュールだけでリリース時期を決めるのではなく、開発中の内容、作業の規模、そしてチームが責任を持ってサポートできる範囲に基づいて今後のアップデートのペースを設定することを意味します。
その第一弾として、10月初旬に「夜の訪れ」の更新を実施します。チームが12月や3月に控えるより大きな追加要素の開発を続ける一方で、現在のプレイ体験を向上させるために用意された重点的なアップデートです。

「夜の訪れ」更新に含まれる内容の詳細:https://x.com/MarathonDevTeam/status/2100253598609535344
12月:「共生」
未来に向けた私たちの最初の大きな一歩は、12月の「共生」とともに訪れます。

「共生」では、多様なプレイ方法、より分かりやすいゲーム学習アプローチ、そして低プレッシャーな環境でタウ・セティIVを探索できる機会が追加されます。12月に導入される体験はほんの始まりに過ぎず、3月に向けた拡張と連携の新たな土台となるものです。
専用のPvE体験(常設PvEモード)
『Marathon』には、他のランナーに狩られる心配をせずに探索、実験、そして挑戦を行える場所が必要だという皆さんの意見ははっきりと届いています。
それに応える形で、「共生」では『Marathon』初となる常設のPvEモードが実装されます。ゲーム体験の一部は現在も最終調整中であり、アップデートのリリース前により詳しい内容をお伝えする予定です。
新たな対戦の形
「共生」ではさらに、実験的な「チームデスマッチ」モードも導入されます。このモードは、本格的なランのリスクを負うことなく、より直接的かつ手軽にスキルを磨き、競い合うことができる機会を提供します。私たちはプレイヤーの皆さんがこの実験的モードにどのように参加されるかを観察し、そこで得た知見を『Marathon』における対戦プレイの将来の形作りに活かしていきます。
拡張された「外周」
「外周」はリリース以来、新規ランナーの入門エリアとして機能してきましたが、他のゾーンのような明確なアイデンティティや深みに欠けていました。
「共生」では、外周に大規模なビジュアルの刷新が行われます。新たな菌類のエコシステムが大地に広がり、見慣れた場所を変貌させています。これにより新たなルートが切り開かれ、他のゾーンとは一線を画す、この場所ならではの独特な景観と雰囲気が生み出されています。

また、外周には「アウトポスト」の「ピンホイール」や「ナイト・マーシュ」の「複合施設上層」にあるような、克服すべき意義ある試練と獲得できる高ティアの戦利品を提供する体験が不足していました。
「共生」では、新たな重要地点や能力が試される挑戦的な要素を通じて、外周に同様の発見と達成感をもたらします。これには、ゲーム史上最大の敵である「ティッククイーン」が登場する最高峰の遭遇戦も含まれます。
新たなシェル
シェルのアーキタイプに関しても、新たな1種をリストに追加します。BISHOP:『Marathon』の高性能ロボットサムライ。
BISHOPは、スピード、奇襲、そして壊滅的な近接ダメージのラッシュを軸に構築された、高速かつ精密なハンターキラーです。そのゲームプレイのロマンがクルーの中でどのようにフィットし、BISHOPが『Marathon』の様々な体験でどのような役割を果たすのか、プレイヤーの皆さんが自ら発見されるのを楽しみにしています。
『Marathon』へのより優れた導入路
現在の『Marathon』は、新規プレイヤーに短時間で多くのことを学ばせすぎている状態です。
新規プレイヤーがタウ・セティIVの奥深くへ進む前に、基本をより簡単に学び、自信を深められるよう、オンボーディング(導入体験)を改善して『Marathon』の世界へのよりスムーズな導入を作成しています。
この取り組みの一環として、サイバーアクメが提供する射撃場付きのソーシャルスペースを追加します。そこでは、ONIの監視の目のもと、プレイヤー同士が集まり、準備を整え、武器やスキルをテストし、自身のシェルに慣れることができます。
3月:『Marathon』の進化
3月には、これらの要素が融合し、『Marathon』のさらに大規模な進化の一部として結実します。
このアップデートで予定している内容は以下の通りです:
- 常設のPvE、PvP、PvPvE体験が連動されたシステム
- 新しいオンボーディング(導入体験)
- 刷新されたクレードルと、より深いシェルの進捗システム
- より焦点を絞ったクエストラインとストーリー
- 新たなエイリアンの敵
- 全く新しいゾーン
3月は「共生」よりも意味のある大きな節目となりますが、これで『Marathon』の進化が終わるわけではありません。ライブサービスゲームの開発における最高の喜びは、プレイヤーである皆さんとともに開発を進めていけることです。3月は、これまで述べてきた体験が統合された一つの全体として機能し始めるポイントであり、2027年以降に向けてより強固な土台を築くものとなります。
そして、私たちはそれを皆さんとともに成し遂げていきます。
意図を持った進化
信頼を再構築するには、単に将来について語る以上のことが必要であると理解しています。各アップデートで何が提供され、何が提供されないのかを『Marathon』コミュニティが正確に理解できるよう、私たちの開発状況を共有し、変更点を明確に伝えなければなりません。
12月や3月に向けた開発を進める間も、プレイヤーが限られた開催期間に合わせて生活を調整せずとも参加できるよう、実用的なQOLの向上や重点的な実験的取り組みを継続していきます。
このブログと合わせて、私たちが取り組んでいる課題や構築中のスペースを詳しく紹介する新しい「開発者の裏話」動画も公開します。開発スタジオ内で作業が進む中で、私たちが何を解決しようとしているのか、どのような決断が私たちの方向性を形作っているのかについて、従来の開発日記ではなく誠実にお見せしたいと考えました。
やるべきことはまだたくさんありますが、各体験の形が見えてくるにつれて、より多くの情報をお届けしていく予定です。
今はまず、皆さんがプレイしてくださっていること、明確で情熱的なフィードバックをくださっていること、そして『Marathon』が理想のゲームへと成長していく過程において私達と共に歩んでくださっていることに心から感謝いたします。
- Del、Juliaより