コスプレ・コスモドロームがタルシス基地に到来
2025年12月月10日 - Destiny 2 Team
無法の開拓地へようこそ、ガーディアン。今回は世界中から集結した選りすぐりのコスプレをお披露目します。11月6日、『Destiny 2』のキャラクターに命を吹き込む8名のトップコスプレイヤーを紹介しました。コスプレイヤーの皆さんの紹介文はこちらで確認できます。
第3回目となるコスプレ・コスモドロームでは、大人気のキャラクターはもちろん、新たな友人や敵も登場します。今回も、このコミュニティのコスプレイヤーの皆さんの底なしの芸術性と才能をお見せできることを光栄に思います。
先週は、放浪者、エリス・モーン、オノール・マハル、そして総帥ルームの素晴らしいコスプレを紹介しました。今週は『反逆』やタルシス基地の怪しいキャラクターが何人か登場します。
Cinderys (彼女) - ドレドゲン・バエル
ドレドゲン・バエル。傲慢さへの戒めのような存在でもあるバエルは、外なる神に利用された哀れな人物であり、駄々をこねる子供のように人智を超えた知識をもてあそんでいます。火星のガーディアンとゴーストたちは、バラント帝国の指導者であり、『反逆』でガーディアンに対立する悪役バエルの手により、残酷な最後を迎えました。フランス出身のCinderysがバエルのコスプレを披露してくれます。


「3回目となるコスプレ・コスモドロームで皆さんに新しいコスプレをこうして披露できることにワクワクしています。今回はドレドゲン・バエルに挑戦しました。過去のコスプレ・コスモドロームでサバスンと目撃者を手掛けてきたので、高度な技術が求められる何百もの複雑なディテールを持つコスプレにまた挑戦できると知ってとても嬉しかったです。どのコスプレも楽しみながら作ることができました。でも正直なところ、このプロジェクトで一番嬉しかったのは、仕事でプラクシックの刃の剣術を学んでいると自慢できることです。
「まずは30個以上の3Dモデルからとりかかりました。バエルってディテールが本当に多いんです! 鎖帷子のチェーンが149個だったので、298個の半分にしたチェーンをきれいにして、やすりをかけて、下地を塗って、組み合わせて、最後に色を塗る必要がありました。ベルトや肩甲、脛当てなどは、柔軟性を重視してEVAフォームで作りました。コートの裁縫は本当に難しかったです。分厚い人造皮革を縫い合わせるためにミシンを酷使しました。おかげで針が何本も曲がってしまいました。コスチュームに使用感を出すための塗装作業はとても楽しかったです。キャラクターに命を吹き込むために必要な最後の仕上げです!
「チームとの写真と動画の撮影は最高でした! シネマチックの照明や煙を再現するときの作業が特に楽しかったです。ヘルメットを被っているときは何も見えないので大変でした。歩くときは友達の声を頼りに動きました。自分がどんな姿だったのかは撮影が終わってコスチュームを脱ぐまでわからなかったのですが、見た時は興奮を抑えきれませんでした。みんなで頑張って作り上げたコスプレを楽しんでもらえることを願っています!」
Cinderys さんは、Instagram、Twitter、TikTok、Twitch、そして個人のウェブサイトで見つけることができます。
Tingilya Cosplay (彼女) - 親玉リリクス
それでは、次はシンジケートのリーダーを紹介します! 巧妙で機械好きのエリクスニーの一団、パイカーのリーダーである親玉リリクスにかかれば、ハッキングできない扉はありません。そんなリリクスをドイツ出身のTingilya Cosplayさんが再現してくれました。


「リリクスを再現するのはとても大変でしたが、それと同時に最高の体験でもありました。様々な技法を使ってこのキャラクターを現実世界に具現化させるのは非常にやりがいのある挑戦でした。
「今回のコスプレは最高の友達が手伝ってくれて、妹もコスプレの制作から撮影まで全面的にサポートしてくれたので、私にとってとても特別な作品になりました。
「振り返ってみると本当に素敵な冒険だったと思います。皆さんも、私や友人たちと同じくらいこのコスプレを気に入ってもらえると嬉しいです」
Tingilya CosplayさんはInstagramとFacebookで見つけることができます。
LilyBean (彼女) - 自律型マインド・ゼファールス
ゼファールスは個性を手に入れたと主張し、あろうことか服まで着始めたベックスの集団、タルシス改革派のリーダーです。アメリカ在住のコスプレイヤーLilyBeanさんが、ゼファールスに大変身します。


「ゼファールスのコスプレを制作するのは光栄であると同時に、難しい挑戦でもありました。このコスプレは創造性が求められる大規模な作品でしたが、その制作の大半を他の作品の制作や授業の合間に大学寮でコツコツ進めました。このコスプレは2か月半に渡って、260時間以上かけて制作しました! ちなみに、フェイトブリンガーは8年前にEVAフォームの使い方を勉強していた頃に作ったものでした。あの武器を使ったのはPAX Westで清掃フレームのコスプレをした時以来だったので、別のコスチュームで再利用できて嬉しかったです。
「このプロジェクトの大きな課題は、人間とはかけ離れた体型のコスチュームを人間が着用できるように制作することでした。ベックス・ミノタウロスの全長は約2.5メートルですが、私はそこまで大きくありません。そこで、実際にコスチュームを組み立てる前に3Dソフトで模型を作る必要がありました。他にも、ミノタウロスには首がないので、頭を安定させるために胸と肩を押し上げました。12センチのヒール付きの上げ底ブーツで趾行しているかのように見せたり、肘と肩の関節を使って人間では有り得ない肩幅を再現しました。
「このコスチュームはボディースーツと靴を除いて、すべてEVAフォームと手縫いの布でできています。3Dの型紙作成とサイズ調整だけでも20時間程かかりました。残りの240時間は実際に制作するのにかかった時間です。LEDもすべてゼロから配線しました。塗装は金属系とハンマードペイントのスプレーを塗布してから、手作業でアクリルやエアブラシを使って使用感を出しました。コスチュームはかさばらないように分解可能になっているので、写真撮影をする前に10分から15分ほどかけてコスチュームを組み立てる必要がありました。コスプレのパーツのほとんどはマジックテープやスナップ、強力な磁石で繋ぎ合わされています。まるで実寸大のアクションフィギュアを作っているような気分でした!
「今回、ゼファールスというキャラクターを通してベックスのコスプレを制作できて本当に楽しかったです。この制作を通して、ベックス特有の機械的なデザインの良さを改めて実感しました。自由意志を持つベックスは本当に面白いと思うので、『反逆』でタルシス改革派がどのような組織なのか早く知りたいです。今回、服を着て犯罪に手を染めるベックスのシンジケートのリーダーのコスプレを作ることができて光栄です。皆さんが完成した作品を気に入ってもらえたら嬉しいです!」
Lilybean さんはInstagramで見つけることができます。過去作品はこちらから。
Kamichan83 (彼女) - エンフォーサー・ラオ
バラント帝国の情報局から離脱した特殊作戦部隊である総監部のリーダー、エンフォーサー・ラオは同志のサイオンを厳しくまとめ上げています。イタリア出身のKamichan83さんが誇り高きエンフォーサー・ラオを再現してくれました。


「サイオンのコスプレを作る日が来るとは思っていませんでしたが、『Destiny 2』の9つ目のコスプレでついに挑戦することになりました(9つのコスプレの内2つは彼氏が着てくれました。もはや私たちの間ですっかり定番です!)。今回のコスチュームでは、色々な新しい技法を試したり、体型を変える必要があったので、正直ちょっとだけ不安でした。それでも、完成した作品には本当に満足しています。
「ラオの現実感を出すために、すべてのパーツを精密に作り上げました。巨大な武器を作るのはしばらくやめないとと思っていたのですが、案の定私の身長を超えるライフルを作ってしまいました。ネタバレ注意: 持ち帰ったあとどこに片付ければいいのか見当もつきません。
「『Destiny 2』と『Star Wars』には絶えず創造性を掻き立てられます。私はやっぱり、コスプレという混沌としたアートが大好きです」
Kamichan83 さんはInstagram、Twitter、Facebook、TikTokで見つけることができます。
Little Blonde Goth (彼女) - 放浪者
『反逆』の導入ミッションをプレイした皆さんはもう知っているかもしれませんが、今回の冒険では、なかなか奇妙な挑戦が放浪者とガーディアンを待っています。イギリス出身のLittle Blonde Gothさんによる放浪者のコスプレをご覧あれ。


「『Destiny』はもうかれこれ10年間プレイしています。『Destiny』の世界とキャラクターはもう旧友のようなものなので、『反逆』のリリースを記念してもう1人の友人を現実世界で再現できることを嬉しく思います。正直な話、放浪者のコスプレを作ろうと思ったことは今までなかったのですが、サバスンのコスプレを2回も作っているので、道徳的に問題のある光の戦士はもう私の専門分野だと思っています。
「今回のコスプレはアーマーを使わない放浪者の衣装を正確に再現するために裁縫を腕を磨く必要がありました。彼が身につけている衣類ごとに、それぞれの層が上手くコントラストするように、人造皮革、リネン、綿、毛皮など、素材や質感を厳選しました。そして、コスプレ衣装のすべてのパーツがキャラクターのデザインに合うように、型紙通りに裁断してから仮組みし、調整しました。レザーを本格的に使うのは今回のコスプレが初めてでした。放浪者のベルトや手甲が市販されているわけでもないので、自分で作るしかありませんでした。今回のコスプレは新しい技術を習得するためのいい言い訳になりました。小槌で縫い穴を空けるのがこんなに気持ちいいとは思っていませんでした。アーマーのパーツもいくつかあったので、様々な素材を使って仕上げました。膝当てや肩のスパイクなど、3Dモデリングをしてプリントしたパーツもあれば、昔ながらのフォームやワーブラで作ったパーツもあります。
「3回目のコスプレ・コスモドロームに参加できることを光栄に思います。素晴らしい作品を手掛けてきた世界中の才能あるコスプレイヤーが勢揃いのイベントに招待されて身に余る思いです。それでは、タルシス基地でお会いしましょう。”トランスマットをオンにするぞ!”」
LittleBlondeGothさんは、Instagram、Twitter、そしてFacebookで見つけることができます。
Where Is Danielle (彼女) - エリス・モーン
エリス・モーンはそう簡単には忘れられないキャラクターです。元ハイヴ神、クロタとシヴ・アラスの破滅、そしてサバスンの破壊者。まあ、とにかくカッコいい女性です。それでは、オーストラリア出身のWhereIsDanielleさんによるエリス・モーンのコスプレをどうぞ。


「エリス・モーンは興味深い背景を持っているだけでなく、何年もかけて成長し続けてきた存在感の強いキャラクターです。唯一の生存者から正真正銘の神になるまで、彼女はダントツで私が一番好きなキャラクターなので、そのコスプレを作るという夢が叶って本当に感無量です。
「今回エリスのコスプレを制作するにあたって、まずは1週間ほどかけてネットと店舗で生地を探しながら、彼女の雰囲気に合った重量感、色合い、そして質感を意識しつつ、形状をしっかり保てるものを選びました。彼女の服の独特な形と立体感が生み出す象徴的なシルエットを再現できる生地を選ばなければ、エリスっぽくなりません。
「彼女の猫耳フードは選んだ生地を上手く成形できなかったので、EVAフォームを土台にして、形を安定させました。このコスチュームは、フォームを使って彼女の肩や首、腕のパーツの素敵な質感を再現するのがとにかく楽しかったです。質感はやすり、彫刻、焼き、そしてスポンジで表面を加工したあとでウォッシュやドライブラッシングを活用して、昆虫や甲殻類、石灰化した木っぽくしました。肩当ての裏側は今見てもゾクッとします。
「このコスチュームには手作業で空けた200個以上の穴にリベットが打ち込まれています。スカートの模様のシンボルは一度デジタルで30個ほど作ってから切断機でテープを切り、ステンシルにしてスカートに貼りました。ステンシルを切って整え、シンボルのパターンが繰り返したり同じシンボルがあまり隣接しないようにしっかり揃えて貼る作業には、7時間以上かかりました。
「エリスがヘルマウスから生還したのだと感じさせるために、このコスチュームのすべてのパーツを黒、茶色、灰色の厚塗りで仕上げました。このコスチュームを着ていると不気味な気分になれるので、今後このコスチュームでコンベンションに参加するのを楽しみにしています。あとは、暇ができたらすぐにでも夜空の下でブツブツと目がどうだこうだとつぶやきたいと思います」
WhereisDanielle さんはInstagram、Twitter、Facebook、YouTube、TikTokで見つけることができます。
Anhyra(彼女) - オノール・マハル
オノール・マハルが一団に加わったのは最近ですが、ガーディアンとプラクシック機関のギクシャクした関係にもかかわらず、彼女は『反逆』で仲間としての価値を証明しました。スペイン出身のコスプレイヤー、Anhyraさんがオノールを具現化しました。


「オノール・マハルのコスプレ制作は本当に楽しい体験でした。彼女のデザインには色々な質感が使われているので、今回のコスプレには終始ワクワクさせられました。彼女の小さな装飾品は、3Dモデリングしてからレジンでプリントしました。おかげで細かいところまで正確に再現することができました。
「他にも、彼女のアーマーを着けていても自由に動けるように、EVAフォームなどの素材も活用しました。布は合成ゴムや未来っぽい人造皮革を使うことで、彼女の袖の質感を再現することができました。
このコスプレでは、最新技術と伝統的な技術を組み合わせるのが本当に楽しかったです。例えば、彼女のスカートのパネルはリネンでできていますが、未来的な見た目を強調するために3Dプリントされた装飾が加えられています。お気に入りのパーツは、やっぱりヘッドピースですね。細部まで作り込まれているので、再現するのがとても楽しかったです。今回このイベントに参加できたことを嬉しく思っています。オノールのような素敵なキャラクターに命を吹き込むことができて光栄です」
Anhyra さんはInstagram、Twitter、Facebook、Twitchで見つけることができます。
ソロモンの大佐(彼) - 総帥ルーム
今週最後のコスプレは、あの悪役です。女帝カイアトルに指名手配されている総帥ルームは、突如出現したバラント帝国の副指揮官です。今回総帥ルームのコスプレを制作してくれたのは、日本出身のソロモンの大佐さんです。


「今年のコスプレ・コスモドロームに参加できることを光栄に思います。今回は新キャラ、総帥ルームのコスプレを制作することになりました。圧倒的な存在感を持つこのキャラクターのデザインには、ワクワクせずにはいられません。正直言って、一目惚れでした!
「今回は彼の威圧的な存在感を強調したかったので、とにかく大きなコスプレを作る必要がありました。結果的には、全長2メートルを超える大物が完成しました。最後は現実味のあるキャラクターにするために、塗装で使い古されたような雰囲気を出しました。
「このコスプレはSOLOMON STUDIOのメンバーがいてくれたからこそ、実現できました。コスプレの制作、写真撮影、そして動画撮影に携わってくれた人たちのおかげで、最高の仕上がりになりました! 協力してくれた皆には本当に感謝しています」
ソロモンの大佐さんはTwitter、Instagram、TikTok、YouTubeで見つけることができます。
今年のコスプレ・コスモドロームはこれにて終了です! コスプレコミュニティの皆さんの作品の規模とクオリティには、いつも驚かされます。今回も本当に素晴らしいイベントになりました。参加してくださった素敵なコスプレイヤーの皆さんに称賛の言葉を送りましょう!