今週のBungieでは、「世界初」に向けた新たなレースの開催を宣言します。
Destiny 2 「光の超越」のリリースまで約1か月となりました。私たちにとっては、その日にまでゲームを完成させて、皆さんにお届けできるようにしなければならないということです。加えてソーシャルメディアでの楽しいお披露目も用意を進めています。皆さんにとっては、お気に入りの武器を手に、新しいストーリーとワールドに挑む前の最終準備期間となります。
そして精鋭レイドプレイヤーの皆さんには、新たな栄光を手にするレースの始まりです。レイド攻略の「世界初」のタイトルを手にすることは、Destinyコミュニティでも最も盛り上がる伝統のひとつと言えるでしょう。誰が新たな英雄として躍り出るのか、レース当日はDestinyに世界中の注目が集まります。これまでにも、さまざまなレジェンドがステージに上がり、観衆から喝さいを浴びてタイトルを手にしてきました。いま再び、レース開始のピストルが鳴らされようとしています。
レイド攻略の「世界初」を競う次回のレースの開始時刻は、11月22日(日)午前3時です。
準備期間は十分ですすね? ファイアチームのメンバーを集め、ライバルに打ち勝つ力を手にするため計画を練っている皆さんの姿が思い浮かびます。「仮病の電話」を使うタイミングがいつになるのか、たくさんの問い合わせを受けてきました。その日が確定したいま、後は皆さんの計画を詰めるまでです。
以下に必要な情報をまとめます:
- 「競合モード」では開始から24時間の間、全ての参加プレイヤーに、各エンカウントの推奨パワーから-20のパワー制限が課されます。
- 「競合モード」中は、アーティファクトパワーが無効化されます。
- 1230が全エンカウントの上限に対応できるチームのパワー目標値です。
- 1230を超えた分が、最終戦闘でアドバンテージをもたらすことはありません。
今年は優勝者の発表形式を変えます。ゴール到達と同時に鳴り響くファンファーレやその他の演出に続いて、少し時間をいただいた上で、運営チームのデータ分析担当者によるゴールの正当性の検証が行われます。なので「世界発」の公式発表はこれまでよりも若干遅くなる見込みです。
公式ルールに則り、失格と見做される場合もあります。ですので、たとえ他のチームの先着情報が耳に入ったとしても、諦めずにゴールを目指してください。
表彰式はレイド終了後に日を改めて行われます。果敢に挑み、最初にオービットに戻ったチャンピオン達に栄冠が贈られるでしょう。ミッション完了の検証が終わり次第、その名が歴史に刻まれます。「世界初」を認定された6人のファイアチームのメンバー全員には、究極の報酬としてタイトルベルトが贈られます。新しいベルトは、レースの開始が近づき次第発表しますのでお楽しみに。
たとえ「世界初」の称号を得られなくとも、最速クリア組には素敵な報酬を用意していますので、世界に向けて自身の偉業を見せつけられます。さらに、「競合モード」の開始から24時間以内にレイドをクリアした全員に、こちらのスペシャルエンブレムが贈られます。
ファッションに変化を求めるプレイヤーには、新しいエウロパ向けレイドジャケットが「Bungieの報酬」から購入可能になります。12月2日午前2時(日本時間)までにレイドをクリアしてコードを受け取ってください。コードを使用した購入は、2021年1月1日午後4時59分(日本時間)まで可能です。レイドの解禁が近づき次第、ジャケットのプレビューもお披露目します。
新コンテンツをじっくりと楽しみたいので、すぐにレイドには挑戦しないという皆さんにも、クリア時の報酬を用意しています。[データ編集済み]の武器とアーマーに加えて、レイドをクリアした全員にこのエンブレムが贈られます。
最終ボスを目の前にした皆さんの健闘をお祈りします!
星々の彼方 - 次世代機への展開
本日、
Destinyの次世代機への対応について発表が行われました。すでにご予約を済ませた皆さんに、次世代機に向けたDestinyの対応およびアップグレードがいつお手元に届けできるかお伝えいたします。アップグレードの配信は12月8日です。以下が、輝ける次世代機を真っ先に手にした皆さんを待ち受ける機能のプレビューとなります。
機能 | Xbox Series X | PlayStation®5 | Xbox Series S |
解像度 | 4K | 4K | 1080p |
フレームレート | 60fps | 60fps | 60fps |
FOV(視野角)スライダー | はい | はい | はい |
ロード時間の高速化 | はい | はい | はい |
旧世代機とのクロスプレイ | はい | はい | はい |
次世代機向けの無料アップグレード
| Xbox Smart Delivery | はい | Xbox Smart Delivery |
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お祝いのキー
「死者の祭り」開始以降、暗号キーがなかなか手に入らないとのフィードバックが寄せられてきました。先週、この状況を改善するために変更を加えました。
これらの変更の導入以降、多数のガーディアンが、タワーのエヴァ・レバンテからミイラ化したゴーストや船、スパローを手に入れているのを確認しました。倒した敵からの報酬と、アクティビティ完了による暗号のドロップ率の増加によって、このイベントの満足度が大きく改善されることを願っています。
死者の祭りの
Bungieの報酬についても、やや条件が緩和され、カジュアルゲーマーとされるようなプレイヤー層にも利用しやすくなっています。導入クエストを完了し、暗号15個と引き換えに「影の崇拝」エンブレムと「成仏できないゴーストのシェル」のピンを、Bungieの報酬ページで獲得できます。
イベント開始時に声を上げてくれた皆さんに感謝いたします。今後も皆さんのフィードバックには注視していきます。今回の変更によって、皆さんにも楽しんでいただけるイベントとなっていれば幸いです。
芸術の秋
Bungieストア コミュニティアーティストシリーズが帰ってきました! ガーディアンの皆さんの中には、たくさんの素晴らしいアーティストがいます。たびたび、私たちはそうした方々とのコラボレーションにより、皆さんが現実で手にできるグッズを制作してきました。今回選ばれたアーティストの皆さんをご覧ください。
クリントン・フェルカー: 「不気味なガーディアン」
私はフィリピンで幼いころからアートに親しんできました。その頃は規模も小さく、絵画や彫刻、工作など、自分たちで楽しむためのものでした。一番好きなのは、グループで企画するようなプロジェクトです。気の合う仲間とアイデアを共有し、共に素晴らしい作品を創り上げる過程が何よりもたまりません。トラディショナルな制作スタイルも、デジタルな制作スタイルも、どちらも愛しています。どちらにもそれぞれの良さがあります。いつの日か引退してフィリピンに戻りたいなと考えています。それが私の夢です。原点に立ち返ること。私の作品はそのための足掛かりです。Destinyには素敵なコミュニティがあります。素晴らしいプロジェクトを手がけている素晴らしい人々がたくさんいます。そうした皆さんが、作品を生み出し、公開するための原動力となっているのです。
ジョン・シルモン: 「ノクリスのカルト」
ジョンです。ネットではPherianという名前で活動しています。クレヨンを手に、幼い頃から絵を描いてきました。実は大学を出てから10年以上絵を描くことを止めていたのですが、Destinyの最初のコンセプトアートを数点目にして以来、再びペンを握るようになりました。見事なジャンルの融合と、スタイルの選択、そしてキャラクターデザインが、私の芸術魂に再び火を点けたのです。発売以来、さまざまな人のガーディアンを描いてきました。仕事や絵を描く時間を除けば、ゲームをしたり、グラフィックノベルを読んだり、子供たちにスポーツを教えたり、という毎日です。皆さんに作品を届けられる機会をいただきありがとうございます!
ブランドン・マッケイミー: 「暗黒の中の刃」
こんにちは! Gammatrapと言います。DestinyコミュニティではD1の頃からアーティストとして活動し、Myelin GamesのためにDestinyの設定とストーリーに基づく絵を描いています。この5年間の多くを、ストーリーを表現する技術の幅を広げるため、数々のスタイルの習得と練習に費やしてきました。コミュニティのために絵を描く以外には、TwitchのD2カテゴリーで、視聴者数が少ない順から配信をチェックし、新しい配信者を見つけて、その役に立ちそうなアートやグラフィック素材をプレゼントするのがお気に入りです。人が成長する姿を見るのが好きなので、自分なりの形でサポートしたいんです。
役目を果たして
コミュニティチームが集う時、その場において最も知恵ある人々こそが、プレイヤーサポートのスペシャリストです。彼らはゲームを隅々まで知り尽くしています。問題が発生した際は、彼らが調査を担当します。戦う意志と力を持ったすべてのガーディアンをオンラインに保ち、戦場に立てるよう必要な分析と最新情報を届けてくれます。彼らなしにこの太陽系はやっていけません。
今週の報告は以下のとおりです。
顕現せしフィルム
「今週の動画」の時間がやってまいりました! ニュースの最後を飾るのはこれしかありません。ガーディアンの皆さんが世に送り出す芸術性に満ちた力強い作品の数々を目にすることは、私たちの喜びです。その素晴らしい創造性をこうしてご紹介するのは、私たちの使命と言ってもいいでしょう。紹介させていただくクリエーターの皆さんには、羨望の眼差しを向けられる貴重なエンブレムが贈られます。ご友人や敵対者に見せつけてやってください。
暗黒ラップ
アアアアアア
お出かけ中のザヴァラ
あなたもここで作品を紹介されたいですか? 公式の「作品ページ」で作品を公開することで、私たちの目にもつきやすくなります。MOTWのハッシュタグもお忘れなく。なお、どの作品をお気に入りに選ぶかは、あくまでも私たち次第です。
最後にもう一度
さて毎週のこのお知らせの締めくくりには、筆者のひと言を付け加えるのが恒例です。最後にちょっとしたお話をお聞きください。
むかしむかし、2011年11月7日に、かつて家族に向かって「家出してサーカスに入ってやる!」と宣言した私は、Bungieでの初日を迎えていました。目には憧れと恐れを宿し、その先に待ち受ける栄光と試練の数々は知る由もありませんでした。そして現在まで早送り。数十のイベント、数百のリリース、数千のパッチノート、相棒のスロス・レジームから吐き出された数百万の薬莢を経て…
2020年11月6日、私はBungieでの最終日を迎えます。プレイヤーの皆さんに奉仕した9年間の終幕です。皆さんには心から感謝をお伝えいたします。コミュニティが一丸となり自ら潮流を生み出していく様をこの目で見られたのは、またとない経験となりました。残念ながら私の職務上の旅路はここで分かたれることになりますが、今後も喜びをもって皆さんと共に歩んだ軌跡を思い出すでしょう。
私はこれまでに様々な仕事の経験を積む中で、多くの方々と関わってきました。特に若いころに出会った先輩の一人から授かった知恵は、長くに渡って私を導いてくれています。「常に仕事の枠を超えて努力をすること、そして自分よりも優れた人を自身に置き換えること」そのようにアドバイスをされました。「本当の意味での成功とは、あなたがいなくなった後も繁栄し続けられる何かを築くことです」
Bungieは素晴らしい職場で、まさにそうした成功を実現できたと自負しています。現在のチームメンバーと共に働くことができて本当に光栄でした。すでにここ何年かに渡ってそうであったように、彼らが私の後を引き継いでくれます。どのメンバーも皆さんのために献身的に尽くし、私たちが共に旅するこの世界をたゆまず創造し続けてくれている素晴らしい開発者たちにも負けないくらい、本気で皆さんのことを考え続けています。後を引き継ぐコミュニティマネージャーたちは、皆さんにワクワクさせるような情報をお届けするという点において、多くの面で私よりも優秀です。彼らと共に歩めば、きっと皆さんのことも素晴らしき英雄として扱ってくれるでしょう。
9年前にここで働き始めた時よりも、さらにBungieのことが好きになっている自分を誇りに思います。憧れを仕事にするのはやめておけ、なんて言う人は、このような素晴らしい場所で働く機会を得られなかったに違いありません。ここでなければ出会えなかったたくさんの素敵なガーディアンたちとの思い出を、これからも大事に胸の内に持っていきます。Destinyは素晴らしいゲームであり続けるでしょう。それもこれも皆さんのおかげです。Bungieのゲームを共にプレイしてくださる皆さんは、Bungieの誇りであり宝です。在任中、このコミュニティの強固な伝統を維持できたことは何よりでした。
さようならは言いません。「光の超越」を私も皆さんと一緒に楽しみます。リリースに向けた数週間、引き続き皆さんの前に留まりますが、その後は私の原点であるこのコミュニティの熱意あふれるメンバーの一員としてサポートします。それではエウロパでお会いしましょう。
今までありがとうございました!互いへの思いやりをどうか忘れないでください。
以上、DeeJよりお届けしました。